GCグループホーム飯塚・和(のどか)

親子

去年の夏にここに来られたN様。まだまだコロナ禍の中でした。ご主人を亡くされたばかりでいろんなキモチが混乱されてました。行動も。ご家族がちょうど悩まれてたところでのどかに縁されました。半年が過ぎ、また半年が過ぎようかという頃、スタッフにとって悩ましい状況になってきました。帰宅願望です。毎夕「帰ります」「帰らせてください」と荷物をまとめてこられます。伴って、状態も悪くなっていきます。これはどうしたものか。スタッフ間で繰り返される検討の日々。しかしなんとなく要因はわかってました。ご家族に会えない寂しさとご利用者間でのやりとりの中でのもどかしさです。ご家族にご相談しちょっとだけ頻回にやりとりをして頂きました。みるみるいい方向に変わっていくN様。ご家族のチカラは偉大です。ワタシたちがどれだけ手を尽くそうと勝りません。ひとりのスタッフが言いました。「こんなに変わるものなんですね。表情だけではなく、身体状況まで。すごいです。いや、、、すごいです。」
ワタシはこう感じてくれた職員がいたということがとてもうれしく、ワタシたちがやっていることは間違いないと思えました。日々いろんなことがありますが、それすらも楽しみながら、その先にある喜びも楽しみにしながらみんなと頑張っていきます。