ケアプランセンター水俣

優しい世の中になりますように

6月16日「社会福祉法人グリーンコープケアマネジャー研修」を受講しました。今回は福岡市発達障がい支援センターの橋本先生に「発達障がいのある方への対人支援の心得」についてご講義いただきました。近年「発達障がい」という言葉をよく耳にします。様々な特性や困り事、配慮の仕方についてお話を聞いているうちに「あれ?これって誰にでもあるよね」「これって誰に対しても必要だよね」と感じました。凸凹が大きいか?小さいか?凸凹は誰にでもあります。大人になって発達障がいだったと気づくケースが増えています。話を聞くと「疎外感との戦いで気持ちの折り合いをつけることに大変してきた。周りの人に嫌われたくない。」という心境が伝わってきます。中には引きこもりになったり、対人恐怖になったり、鬱になったり。二次障害を引き起こすケースもあるそうです。「困った人扱い」されてしまいがちですが、もっと世の中で理解が深まったら良いなと思います。争いや言葉の刃物が飛び交う悲しい昨今です。想像力を働かせて「人を傷つける言葉」を慎み、優しい言葉が飛び交うと良いですね。どうか優しい世の中になりますように…。