ふくしサービスセンター びすけっと佐賀

『恋です!ヤンキー君と白杖ガール』~“同行援護”しませんか?

テレビドラマ『恋です!ヤンキー君と白杖ガール』(水曜夜10時FBS)、みなさん、見てますか?
弱視という視覚障がいを持つユキコと、彼女と恋に落ちたヤンキー君の恋愛物語。
ヤンキー君が、最初はいろんな意味でドキドキした「同行援護」。
その「視覚障がい者の同行援護」を、私たちは障害福祉サービスの1つとして取り組んでいます。

視覚障がい者の利用者さんと町を一緒に歩くと、目の見える人はあまり意識したことのなかった様々な障害に、これでもかこれでもかとぶちあたります。
車道と歩道の段差、道の凸凹、舗装されていない道の石ころ、微妙な傾き、歩道に停めてある自転車、道に突き出たバラの花、点字ブロックの上に置かれた物...
ほんのちょっとの気付きや配慮で、この社会は、視覚障がい者にとって、より多くの人にとって、もっともっと歩きやすくなるはず!
サービスを通じてこんな風に感じていたので、ドラマを見て「そうそう!」「あるある!」と物語の登場人物にでもなったような気持ちになります。

障がい者自身の苦悩や本音、
取り巻く人々の思い--それが時に、障がい者にとって重荷になってたりするんですが--
「胸キュン」なストーリー展開の中で、これらがリアルに描かれているんです。

ユキコが働き始めたバイト先で、レシートの字が小くて読めずにミスをおかしてしまい、それをバイト仲間がどう捉え、どう克服したか?
「言葉でしか分からないから直言する」ということが、相手の心の中にずかずかと土足で踏み入るようなことにならないのかという不安。
「見えてても見えなくても、好きなものは好き。臭いや音でわかるものもある」という気づき。
「白杖」は、視覚障がい者が生きていく上で「当たり前」に必要な道具。
この物語も、特別な物語ではなく、すぐ隣にいる普通の人たちの物語。
本当の「障害」って何なのか?
「共に生きる」って何なのか?
このドラマにそのヒントがあります。

物語はもう中盤ですが、公式サイト、hulu、Gyaoなど過去配信を見れるので、ぜひご覧ください。
https://www.ntv.co.jp/yangaru/

そして、あなたも同行援護の資格をとって、びすけっとで一緒に働いてみませんか?
これまで見えなかった(見ていなかった)世界が、きっと見えてきますよ!