ケアプランセンターさせぼ
デスカンファレンスに参加しました
「人生の最後は自宅で過ごしたい」という思いを支援し、関わっていたF様が逝去されました。その後、訪問看護が主催する「デスカンファレンス」に担当ケアマネジャーとして参加しました、デスカンファレンスとは、ご本人やご家族の気持ちについて振り返り、関わった人々の思いを共有し、今後のケア向上に活かすための会議です。自宅訪問を拒まれ、死への覚悟が伺えたご本人やご家族に、主治医や薬剤師、訪問看護師、福祉用具事業所、行政も関わりました。その中で訪問看護師は閉ざされた心の内を聞き取り寄り添うことができたのかとても難しかったと意見がありました。ケアマネジャーとしても、話をするのも辛そうなご本人との信頼関係を作るのが難しく、本音を聞き出すことができませんでした。その為にもご本人の代弁者であるご家族の精神的支援がとても重要だということを改めて学びました。