ケアプランセンターさせぼ

紙パンツ試着体験レポート第1弾

私たちケアマネジャーは、排泄にいろいろと問題が出てこられたご利用者に、紙パンツや尿取りパッドなど提案して使っていただこうと動くのが常ですが、「果たして紙おむつは快適か?」と考えた時、これは自分たちでぜひ確かめねばと、今回試着体験をしてみようということになりました。まず第1弾です。(ということは第2弾も計画中?)「一日紙パンツを履いて過ごす。最後につけたまま排尿してみる」その体験レポートです。9月4日朝から試着。① 履いている間の感想は、パンツラインが表に出ないかということが気になったが、気になるほどではなし。ガサガサといった音も心配なし。平気でスーパーに行けた。鼠径部が動きやすくできていて、快適。冷房の効いた部屋で過ごしたのであったかくて快適。真夏に外でこの状態だったら恐ろしく蒸れがあっただろうとは思った。お尻の周りがもこもこして、むれが凄い。サイズを合わせないと鼠径部やおなか回りがきつい。② 気づいたことは?つけたまま、排尿しようとすると尿意がなくなった。何度もトライするも出ない。すでにいつも尿漏れがある方には紙パンツを提案してもいいが、まだ我慢できる人への提案のタイミングが難しいなと思った。つけたままの排尿は難しく、出なかった。つけたままトイレに座り、ようやく排尿できた。すぐに着替えることが私たちはできるが、濡れたままの状態でいることに耐えられないと思った。まとめ 果たして紙パンツは快適か?という今回の目的として挙げた体験は、まずはケアマネがその感触を知るという点で学びがありました。いろいろな紙パンツや尿取りパッドの種類、特徴を知ってご利用者に提案していきたいとも感じました。また排泄で困ることの背景にある様々な原因を、もっと学びたいとも思いました。‘おむつ’はなかなか奥深いです。