ケアプランセンターさせぼ

嬉しいお手紙をいただきました

9月の末に急に担当することになったY様。老健入所中で、もう特養の申し込みもしているとか。このまま特養に入所させるのは早いような気がすると、老健のN生活相談員がY様の娘様に「1か月ほど、自宅でお母さんを見ませんか?」と提案されたことがきっかけとなり、娘様は1か月仕事を休んで、お母様の介護をしようと決心されました。福祉用具貸与、ショートステイ、訪問介護のチームで、Y様を支えました。介護が初めての娘様です。おむつの当て方は、どんなおむつがいい?移乗はどうすれば?もうどんどん電話が入ります。訪問介護のT管理者が指導にはいり、特に下剤の調整がうまくいかず、便失禁があったときなど、大活躍でした。朝から晩まで一日中お母様と向き合った娘様から1か月後嬉しいお手紙が届きました。ご本人の了解を得ましたので、ご紹介します。「母とは40年ぶりの同居で、介護に不慣れな私を気遣う優しさ、本来の母らしさ、忍耐強さにもたくさん触れることができました。昔話にも花を咲かせて泣いたり、笑ったり、歌をうたったりしたことも良き思い出となりました。おどけたり、笑顔もいっぱい見せてくれました。コロナ禍でなかなか面会ができないことを危惧しての在宅介護選択でしたが、母とのかけがえのない日々を過ごすことができ、本当に良かったと思っています。ひとえに私をサポートしてくださった方々のお陰だと思っています。ありがとうございました」桜の花が咲く季節に、もし、またお家に帰ってこられたら、サポートしたいねとチームで話しています。