グリーンコープケアプランセンター鹿児島
『ケアマネは研修でできている』
この大雨で被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りしております。
ケアマネ資格は5年ごと更新が必要で、経験年数に応じて専門Ⅰ・Ⅱ・主任等の法定研修があります。特定事業所加算Ⅱを取得している当事務所では、毎週ご利用者様に関する情報・サービス提供にあたる留意事項に係る伝達等を目的として会議を開催しています。事例検討会も地域包括支援センターや他事業所・事業所内でも実施しケアマネジメントの向上に努めています。事業所・個人で年間計画を立てて、法令・認知症や医療・障害等、様々な研修を受けるようにしています。
今回は6・7月の研修についてご報告します(*^_^*)
6/16(金) 社福グリーンコープケアマネ全体研修
橋本文氏(福岡市発達障がい者支援センター)『発達障害について』(リモート)
〇発達障害とは?〇相談窓口〇診断・医療や福祉サービス〇支援者の心構え等。
ご利用者様・ご家族様の『生きづらさ』に寄り添う支援が必要だと強く感じました。
ご本人の意見や考えを尊重し肯定的・共感的に受け止める・視覚的な情報の提示等
コミュニケーションの工夫の大切さも。
6/21(水) 『平和会緩和ケアチームについて』(リモート)
緩和ケア…様々な疾患の痛みに対応。がん診療連携拠点病院に緩和ケアチーム。
日本緩和医療学会の手引き・ガイドラインをおさえる。
疼痛コントロール・身体症状・精神症状・家族ケア・倫理的問題等の相談。
医療(主治医・医療スタッフ・MSW等)だけでなく、他職種での関りが大切。
7/1(土) 第1回 主任介護支援専門員フォローアップ研修会(リモート)
令和3年度介護保険報酬改定の再確認。
BCP(感染症・災害)、虐待予防等。運営規定。運営指導。
グループワーク(他事業所の取り組み等、意見交換含む。)
7/11(火) 西伊敷圏域居宅介護支援事業所 令和5年度 第1回合同事例検討会(リモート)
西伊敷圏域居宅介護支援事業所・西伊敷地域包括支援センター等の参加。
担当事業所が資料準備・司会・事例提出を行う。
(今回の事例)
「聴覚障害のある夫婦が住み慣れた自宅でいつまでも生活する為の支援について」
障害への配慮・他職種連携・介護保険以外のサービスの活用・看取りへの支援等、
担当ケアマネが、ご本人やご家族のご意向を大切にして丁寧にケアマネジメント
している事例でした。自分のケアマネジメントを振り返るよい機会にもなり、参加
者の意見を聞くことで新たな気づきもあり大変有意義な研修でした。(7月担当:池田友紀)