ケアプランセンター菊陽

研修の秋到来

昼間は残暑がきついですが、朝方や夜は涼しいと感じる日も少し増えてきました。さて皆さんはなにで秋を感じられるのでしょうか。私は色々な研修会のお知らせが届き始め、案内を見ながら「あぁ秋がきたな」と思う事がしばしば……(なぜか?9月に入ると毎年研修案内が増えます)
9月12日、「在宅医療・介護事例検討会 有志の会」主催の研修に参加してきました。夜19時からの開催にも関わらず多数の参加があり、本来予定されていたグループワークができず、事例のあと質疑応答で「あっ!」と言う間の1時間30分でした。事例としては精神疾患・心不全の疑いのある方が受診・服薬拒否が強く症状が徐々に悪化していく中、関わりをもったドクターや訪問看護、ケアマネがどのように利用者さんに向き合いながら最終的に命まで危険になってしまった利用者さんを無事受診につなげ、命を助けることができたかという事例。やはりみなさん利用者さんの話を傾聴しながら、否定をせず、情報共有しながら細く・長くかかわる事で徐々に本人の信頼を得ていかれたようです。支援をさせていただく中でご家族や介護スタッフ・地域の関わりのある方・ケアマネなどがご本人に必要だと思える支援を提案しても拒否されることはしばしばあります。そんな時には「なぜ拒否されるのか」を考えながらご本人の話を聞くのはもちろん、信頼を得ることもとても大切なこと。焦らず、めげず、アセスメント力を磨きながらこれからもお一人お一人にむきあわないとなぁと感じた時間でした。