ケアプランセンターさせぼ

10月25日えくぼサロンで「薬の話」の学習会を行いました

月に2~3回はあちこちのサロンの応援に出かけられるという小坂薬局の小坂先生(薬剤師)はとてもざっくばらんな若い先生で、学習会といっても「かしこまらず行きましょうや。わからないことはどんどん聞いてくださいね」といわれ、その言葉通りサロンの利用者さんたちとの会話を楽しみながら、話を進められました。
薬に関するいろいろな話題を取り上げ、①薬と食べ合わせ、飲み合わせの悪いものでよく知られるのは、血圧の薬とグレープフルーツですが、風邪薬とコーヒー・コーラの組み合わせもNGとか。②薬の消費期間は結構長く錠剤では3~5年(冷蔵庫のチルドでは6年)坐薬は1年(チルドでは2年)等々、チルドは薬の長持ちする場所と知りました。コロナのせいで、今、特に風邪薬がとても不足しているそうです。風邪を引かないようにするには体の免疫力を強くすること。そのためにはストレスをためないこと、ご飯を食べてしっかり寝ること、身体を冷やさないこと(白湯を飲みましょう)、シャワーではなく、湯船につかること、おなかを温めることが肝心で腸内細菌が免疫力をつけるのだそうです。サロンの利用者さんもいろいろと準備してきた質問を先生にお尋ねし、それに対してきちんと答えられていました。ケアマネとしても、薬がなかなか飲めない認知症の方へどのような方法があるのか伺ったところ、簡易懸濁法という方法を教えていただきました。20~30mlの50度から60度の湯に10分放置し、すっかり溶けたら服用する方法だそうです。
事業所に持ち帰り、他のケアマネにも早速紹介しました。