ふくしサービスセンター びすけっと佐賀
「読むん台」!?~視覚障がい者機器展へ同行援護
視覚障がい者の「見えない」「見えづらい」といった困りごとをサポートしてくれる福祉機器や便利グッズの展示会「佐賀県視覚障がい者機器展」が開かれ、同行援護サービスで、利用者Hさんに付添ってきました。
この日は、東京や福岡などから10社のメーカー・事業所が出展。
佐賀では、普段なかなか手にしたり、直接担当者から話を聞いたりする機会がない中で、Hさんは楽しみにされていました。
たとえば、スマホのタッチパネルは凹凸がないため、視覚障がい者には扱いづらい・・・。そこで、凹凸のあるボタンで操作できるテンキーボード。ボタン配列がわかっておられるので、Hさんも使いやすそうでした。ただ、価格が66000円。いろんな補助はありますが、なかなか購入しにくいところです。
靴に取り付けて目的地までの情報を靴の中の振動で伝えるナビシステム「あしらせ」、
緊急時に空気で膨らますバルーン白杖etc...、実際に手にしてみなければ分からない機器がたくさんありました。
Hさんは「読むん台」(写真)を買われました。スマホには文字認識装置がありますが、紙の端がどこかをあわせなければ読みようがないんですね~。そんな時に、携帯可能で便利な折り畳み式の紙の台。
ちょっとした工夫で、もっともっと生活しやすくなるんだなあと、学ばされました。
同行援護研修を受けて、ガイドヘルパーとして働いてみたいという方、待ってます!