ふくしサービスセンター えくぼ

私たちはノーリフトケアに取り組んでいます。

ノーリフトってなあに?
皆さんはこの言葉を聞いてそう思ったでしょう?2年前の私たちもまったくそうでした。
社福グリーンコープの中で職場アンケートの結果は腰痛があるという人がなんと7割もいたのです。この状況を何とかしないと、働きやすい職場にはならないと感じ、社福グリーンコープは全体でノーリフトケアに取り組んでいくことにしました。
人力で利用者を抱えるという介護現場の実情を何とかするためには、ワーカーの個人の努力やケアではなんともなりません。法人として、事業所としてワーカーたちの腰痛を低減させるという強い意識が求められます。
果たして、2022年度はこの言葉を浸透させるのに精いっぱい。2023年度には身体介護研修によって、ケアリーダーに抱えない移乗の方法、スライディングシート、スライディングボードの使い方を学びました。またワーカーたちは、日頃の掃除の中での膝をついての拭き掃除が負担になっていることに声を上げ始め、ご利用者と相談できるところは話し合って、クイックルワイパーに変えていただいたり、買い物の多いかなり不便なところにお住いの利用者宅には、買い物カートを利用する等、自分たちの現場を新しい目で見直しを続ける工夫をしています。
社会福祉法人グリーンコープはたくさんの事業所を抱えていますが、ノーリフトケアの通信を全体に出してもらいながら、他の事業所の工夫、福祉用品の紹介等、毎月読むのが楽しみになるくらいです。クリックするとその通信がみることができますよ。またこのポスターは、ノーリフトケアのポスター応募に、見事一位になった作品です。長崎からも、どんぐりのMワーカーさんが応募し、その作品も通信の中に出ています。見てくださいね。