ふくしサービスセンター ねこのて
「 能登支援に行ってきました 」
一社ワーカーズ連合会と社福グリーンコープ在宅福祉の取り組みとして、地震で被災された能登町のグループホームなかよしへの支援メンバーとして、9/3~9/9長崎から入らせて頂きました。
早朝長崎を出発し、能登に到着したのは10時間後の夕方でした。
グループホームなかよしは、穴水町と能登町の境にあり自然豊かなところで、ほしぞらの家とひなたぼっこの家の2ユニット、20名の方々が穏やかにゆっくりと生活されていました。スタッフ・利用者の皆さんは、とても心が温かく「ありがたや!ありがたや!」「グリーンコープさんには本当にお世話になっています」「本当に有難うございます、また来てください」と何度も言って下さいました。
被災地の珠洲市と輪島市に向かい、テレビで見た映像を実際に目の当たりにし、想像を絶する光景に言葉が見つかりませんでした。町全体が斜めに傾き、平衡感覚を見失う程で、町全体の時が止まっているように感じました。被災地復興には、まだまだ多くの課題が山積していることを強く感じました。
スタッフさんが「震災後は、マイナスな事に目を向けるのではなく、一つひとつクリアできたことを喜び過ごしてきました。しかし、前を向きたくても向けない現状でもあり、生活再建のためには国からの支援が本当に必要なのです。メディア報道で、能登の復興はまだ進んでいないと伝えてもらいたいです。」と仰っていました。
能登の方々から学んだ事として、いつ何処で起こるか分からない自然災害に怯え、もがき生活しても勝てないと諦めもつき、今生きていることに感謝し、自分の周りの人を大切にしていこうと思いました。また、支援を通じて他県のワーカーさんと繋がり、様々なお話をすることで、とても貴重な経験となりました。(Y・M)
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