デイサービスセンターありすの家
「本の紹介」
今回は皆さんにある本を紹介したいと思います。
この本の事を知ったのは2年前です。仕事をしながら認知症のお母さまの介護をされている娘様より、「良かったら読んでみませんか?」とお勧めされたことがきっかけでした。
その時は、今回紹介する本の1と2でした。
一つの場面を『介護する家族の受け取り方』と、『認知症で不安になっている本人の気持ち』の二つの角度からの世界について、分かりやすくマンガで描かれています。この3には、認知症の方の不安や困っていることを察知し、先手を打つ対応ができれば、認知症の方が安心できる日々になり、それが症状の進行を遅らせることができるということがテーマとなっています。いろいろな場面での出来事が描かれ、自分の体験とリンクすることが必ずあると思います。じっくりと本を読む余裕がない忙しい方でも、マンガの部分だけさらりと読んでしまえるのもお勧めの理由です。
介護職をしている私達でも、ご利用者はこんな気持ちになっていたんだと気づかされる内容で、認知症についての理解を深めるとても良い本でした。
興味を持たれた方は、ぜひお手に取り読んでみて下さい。