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生活再生支援 Support for Rebuilding Lives

昨日より今日。今日より明日をより良き日に

生活費や学費などの不足、障がいや病気、就労問題など、
誰にも相談できずに孤立していく人々…

そんな多くの苦難を抱える方々に寄り添い、
生活が再生されるその日まで伴走すること。

それが、私たちが長年取り組んでいる「生活再生支援」です。

社会福祉法人グリーンコープの
生活再生支援

Message1

ひとりの問題ではなく
私たちの課題です

「自分のせいだから」「私たちの家族の問題だから」と
一人で抱え込まないでください。
その問題は個人だけの問題ではなく社会から生まれた課題でもあります。

時代とともにお金や家族、仕事の問題は、ますます複雑化してきています。
もしかしたら一度に解決できる答えなどないかもしれません。
それでも一つひとつ、その絡まった問題を共に解きほぐし、
生活を再生させることは可能です。まずはご相談ください。
解決に向けて相談支援員が一緒に考えます。

どれか一つでも当てはまれば
早めにご連絡を。

  • 子どもたちの学費が足りない
  • 仕事をやめてしまい収入がない
  • 家賃を滞納してしまった
  • 具合が悪いけど、病院に行くお金がない
  • 年金だけでは暮らしていけない…
  • 子どもが(孫が)ひきこもりになった
  • DV被害を受けているが逃げ出せない
  • 困りごとをどこに、だれに相談すべきか分からない
  • 体調が悪いが保険証もなく、役所にも行けない
  • 窓口への申請書類を書くことが難しい… など

Message2

日本における子どもの貧困が
9人に1人でも、100人に1人でも

現在、日本において子どもの9人に1人が
貧困状態にあるといわれています (厚生労働省「2021年国民生活基礎調査」より)。

子どもの貧困とは、つまり親子の貧困ともいえるのではないでしょうか。
少しずつ数字は改善しているとはいえ、まだまだ多くの人々が
満足に食事をとれずに過ごしているといえる状況です。

グリーンコープでは、どんなケースや事態にも
迅速に応えられるよう支援のかたちをつくってきました。
子どもであろうと大人であろうと、
支援を必要とする人がそこに1人でもいれば、私たちは動きます。

Message3

お金の問題を解決する
それだけでは足りない

生活再生相談事業、生活再生貸付事業、金銭教育事業、消費生活支援事業、
この4つの事業を一体的に行う「生活再生事業」を2006年より始めました。
それが今の生活再生支援の基盤となり事業が広がってきました。

生活再生支援の目的は、暮らしが成り立つように
家計を立て直すことだけではありません。
生活を再生するとは、人としての自信、生きることへの希望、
さらには途切れてしまった繋がりを取り戻すことです。

多重債務者への伴走型の家計アドバイスを含む生活支援は他に例がなく、
2015年に始まった国の生活困窮者自立支援制度の
「家計改善支援事業」のモデルとなりました。

グリーンコープが考える「生活の再生」

  • 人としての誇りを
    取り戻すこと
  • 家族や様々な人との
    繋がりが回復すること
  • 家計が成り立つように
    生活を再生させること

生活再生の支援サービス一覧

相談支援

まずは聞かせてください
今のあなたについて
将来なりたいあなたについて

自立相談支援(生活困窮者自立支援制度)
仕事のこと、家庭のこと、
ご相談ください

家庭の困りごとや抱えている不安などの生活相談窓口です。経験豊富な専門の相談支援員が共に解決策を考え、一人ひとりに合った支援プランを作成します。相談は無料です。必要に応じて関係機関への同行訪問や就労支援員による就労支援なども行います。

家計改善支援(生活困窮者自立支援制度)
家計が変わると家族が変わる

ご相談者の気持ちに寄り添いながら家計表をベースに家計の数字を見える化し、安心できる家計になるまでアドバイスいたします。岡山県広島県福岡県熊本県の40自治体で実施。税金の支払いや滞納の問題を一緒に考えたり、必要に応じて法律家相談に同行したりもします。また、個々の現状に合わせた無理のない生活資金の貸付のあっせんも行っています。

こども支援オフィス(福岡県)
親子が安心して暮らすための
相談窓口

子どものいるご家庭の困りごとに寄り添い、親と子の両方の幸せを考えて相談支援を行っています。子育てに関する不安や家族の悩みに対して、ワンストップかつアウトリーチ(自宅訪問等)型の相談支援を行っています。学習支援のご紹介もしています。

子どもの学習生活支援(生活困窮者自立支援制度)
将来の選択肢を広げる
子どもの学習・生活支援

佐賀県では、県内大学生が寄り添って教える学習支援や、子どもの生活習慣に関する保護者の相談支援などを行う学習教室を開催しています。地域の方々の協力のもと学ぶことの楽しさが伝わるよう、安心安全な食材を使った調理実習をはじめ、実験や工作、折り紙などを教室ごとに実施。学習の休憩時間は、グリーンコープのおやつを食べながら、子ども同士、また大学生と対話を楽しんでいます。

  • ○佐賀県内10町の「生活保護」「ひとり親」「就学援助」「準要保護」「住民税非課税」世帯の小中学生。希望があれば高校生も参加可能です。
  • ○大分市では市内の支援対象となる中学生に、登録制で塾代を助成する事業を市独自の学習支援事業として行っています。その事務局業務をグリーンコープが受託し支援を行っています。
ひきこもり支援/相談就労支援
ご本人と、その家族ごと、
応援したい

何らかの要因により社会との接点を避け、家庭にとどまり続けることは、社会から自分の身を守る大切な行動といえます。誰でもいつでも起こりうることです。

ご本人からの相談が難しい場合でもご安心ください。電話相談、来所相談、自宅訪問、連携先への同行、外出の練習など状況やご希望に寄り添いながら、社会との繋がりの糸口を共に探します。

女性のサポート(福岡県)
女性だから悩むこと、女性として苦しむこと、ご相談ください

年齢、障がいの有無、国籍等を問わず、性的少数者を含め、困難な問題を抱える方を対象に切れ目のない支援を行っています。また将来的に問題を抱える状況になる可能性がある方も早めにご相談ください。家族のこと、お金のこと、人間関係のことなど、様々な問題に対して一人ひとりに寄り添いながら、専門スタッフが今必要な支援へとお繋ぎします。福岡県の受託事業ですので安心してご相談ください。

困難を抱える若年女性支援

10代から20代の女の子のためのフリースペース「ほっとカフェ」を運営しています。お菓子や飲みもの、メイクやネイル、Wi-Fiも完備。学校、家庭、会社以外のもう一つの場所として自分の時間を安心して過ごしていただけるよう環境を整えています。何か困りごとがある際は常駐している支援員もしくはLINEによる相談窓口へ。どんなことでもOKです。お気軽にご活用ください。

(電話でのお問合せ)
093-871-8824 (生活再生相談室北九州相談室)

女性サポートホットライン

経験豊富な相談支援員が、相談者の問題解決に向けてご本人の自己決定ができるよう十分な情報提供を行い、必要に応じて連携機関との調整や同行支援などを行っています。お電話でのご相談も可能です。来所によるご相談や出張相談はお電話にてご予約を受け付けています。

(ご相談ご予約)
070-4442-3893 (9時〜17時)※年末年始を除く

就労準備
就労支援

自分のために
誰かのために
働くということ

就労準備支援(生活困窮者自立支援制度)
働く前に、
まずは、心と体を整える

生活リズムが崩れている方、社会との関わりに不安がある方、すぐに就労に向かうことが難しい方を対象に「働く力」を身につける就労の準備をお手伝いしています。

就労支援
働きがいが、生き甲斐に変わる

働くことは生活に必要な活動のひとつです。生活の糧になるだけではなく働くことで「誰かの役に立っている」という実感が生まれ、やがてそれが日々の充実感や生きる喜びにもつながっていきます。グリーンコープには、様々な事情で働くことから遠ざかっている方々と支援者が共に働き、就労に向けて準備を進めていく就労支援の場があります。

( 自治体から認定を受けた2つの就労訓練事業所 )
ファイバーリサイクルセンター
福岡県認定就労訓練事業所

衣類のリユースリサイクルに取り組む事業所です。衣類の仕分けや梱包作業を支援員と共に行います。衣類の売上げの多くはバキスタンにある無料の学校の運営資金となります。国境を超えた子育て支援、衣類の再利用に貢献するという大きな役割を果たしながら社会参加の意義を体感します。

焙煎工房はこまめ屋
福岡市認定就労訓練事業所

少人数のアットホームな雰囲気で、それぞれのペースで生豆の選別などの作業を行います。コーヒーの生豆選別から商品の完成まで「ものづくり」の一連の工程を通して、自己有用感が高まるよう日々寄り添っています。

衣食住の支援

誰もに
温かい食事と
毛布のある家を

居住支援(生活困窮者自立支援制度)
あたりまえの日常を
取り戻すために

経済的に厳しく生活が困窮している方に寄り添い、一時的に(基本3ヶ月間)衣食住の提供を行なっています。相談支援員らと共に話し合い、丁寧に言葉にしていきながら、必要に応じて病院受診同行、公的制度との連携、就労支援や家計支援等へとつなぎ、自立に向けての支援を行う事業です。

日常生活支援住居施設無料低額宿泊所 抱樸館
すべてを抱きしめ、
共に希望を探す

住まいを失ったり、失業してしまったり、様々な理由から生活に困窮している方に寄り添い、居住空間や手作りの食事を提供。相談支援、生活支援、就労支援へとつなぎ、日常生活の再建を目指します。

生活困窮者
自立支援制度とは?

  • 自立相談支援事業
  • 就労準備支援事業
  • 住居確保給付金の支給
  • 家計改善支援事業
  • 就労訓練事業
  • 居住支援事業
  • 生活困窮世帯の
    子どもの学習生活支援事業

ご相談者の抱える課題は、経済的な困窮をはじめとして就労の状況、心身の状況、住まい、家族、家計の問題、社会的孤立など、複雑で多様化しています。「生活困窮者自立支援制度」は、「生活困窮者自立支援法」に基づき、相談者の尊厳を守り、その意思を尊重しながら、地域社会の中で生活を立て直していけるように支援をしていく新しい制度です。このうち、家計改善支援事業は、2006年より開始したグリーンコープの生活再生事業がモデルになっています。

これまで生活再生事業に取り組んできた実績をもとに、福岡県を始め各自治体から受託して事業を実施しています。

第1のセーフティーネット 〈社会保険制度と労働保険制度〉

戦後の日本は勤労世代の多くが就労し、雇用の安定を背景とした社会保険制度と
労働保険制度が第1のセーフティーネットとして機能してきました。

第2のセーフティーネット 〈生活困窮者自立支援制度〉

社会経済の構造的な変化に対応するため、第2のセーフティーネットとして、
生活保護に至る前の生活に困窮されている方の支援を強化するものが生活困窮者自立支援制度です。

第3のセーフティーネット 〈生活保護制度〉

第3のセーフティーネットが最後のセーフティーネットである生活保護制度です。
憲法にある最低限度の健康で文化的な生活を保障し、自立を助長する大事な制度です。

グリーンコープ生協の
生活再生相談室

「子どもの入学費用の準備ができない」
「生活費が足りない」
「ローンや借金の問題がある」
「医療費や冠婚葬祭などの急な出費に困っている」など

9県14ヶ所に設置した相談窓口にて、お金に関する様々なサポートを行なっています。
ご相談は無料。組合員でなくても、どなたでもご相談いただけます。
相談支援員がご相談者の希望に寄り添い、解決方法を共に模索していきます。

グリーンコープ生協のロゴマーク

「生活再生相談室」は、グリーンコープ生協によって運営されています。
2006年より取り組んできた「生活再生事業」のひとつとして、
社会福祉法人グリーンコープと共に、生活の不安や悩みを解決していくお手伝いをしています。