●2020年3月20日(金)―――卒園式
今年は、コロナウィルスの感染予防の為、来賓や3,4歳児の参加を見送り、式の開催自体も危ぶまれましたが、保護者の方のご協力のもと、きりん組23名の門出を祝うことが出来ました。
慣れ親しんだ保育室が、赤いじゅうたんの花道で飾られ、また前日に一人ひとりが活けたお花が壇上に飾り付けられました。子ども達は先生達手作りのコサージュを胸につけて頂き、少し緊張した様子で卒園式が始まりました。名前を呼ばれると堂々と赤い花道を園長先生の下まで歩き、しっかりと卒園証書を受け取りました。そして、美容師や警察官などそれぞれが考えた夢を発表しました。緊張しながらもしっかりと大きな声で発表する姿に頼もしさを感じました。 |
保育園の思い出では、保育園での6年間の映像がムービーで流されました。一人ずつが入園してきた頃の写真と元気いっぱいに遊んでいる姿に、子どもたちの成長ぶりを保護者も保育士も思いを巡らせながら見ていました。また、普段なかなか伝えることができない“ありがとう”の気持ちをメッセージとして伝えました。子ども達の成長した姿とメッセージの純粋な想いに、保護者の方も自然と涙を流す姿もありました。
最後に子ども達からお別れの言葉と歌の時間です。運動会や発表会、皆で行った科学館など子ども達が1年を振り返りながら考えたお別れの言葉では、自信たっぷりに言葉を言う姿がありました。“ビリーブ”の歌の途中で淋しさからか、泣きだしてしまう子もいましたが、一生懸命に歌う姿に職員も保護者も心を打たれました。 |
これから先、小学校生活を送るにあたり、いろんなことを子ども達は経験します。保育園での思い出を胸にいろんなことにチャレンジしてほしいと願います。
●2020年3月3日(火)―――雛祭り誕生会
今年度最後の月の誕生会となりました。しかし、新型コロナウイルス感染症予防のため一堂に集まる行事の自粛を行わなければならないため、今回の誕生会は手洗いうがいを自分で行うことのできる2歳児以上の子どもたちで行いました。
1歳児の3月生まれの誕生児のお友達は、保育士と一緒に誕生会だけ参加しました。
雛祭りにちなみ、お内裏様とお雛様ボードから顔をのぞかせて誕生児の紹介がありました。
好きな食べ物や好きな先生など、しっかりと発表することができました。
今日のお楽しみは「雛祭り」のクイズでした。「ランチルームに飾られていたお内裏様とお雛様がなくなっています。返してほしければクイズに答えなさい。」というお話から始まりました。クイズの内容は「雛祭りに飲むお酒は、次のうちのどれでしょうか?」「雛祭りに飾る餅はどれでしょうか?」「お雛様たちは何をしているのでしょうか?」等、雛祭りにちなんだクイズでした。少し難しいように思えましたが歌の歌詞を知っている子は「歌の中に出てくるから『しろざけ』だよ」と自信を持って答えていました。また、クイズの正解の後には人形の飾る位置を考えました。人形の飾る位置も園内に飾られていた雛人形を見ていたこともあり、いつの間にか覚えていたようです。2歳児もしっかりクイズに参加できました。笑いあり、驚きありの楽しい雛祭りでした。
ランチルームでの雛祭り会が終わると司会の先生が小さいクラスに出向き、ミニミニ雛祭り会を行いました。お内裏様とお雛様の顔出しボードにカメラポーズの子ども達でした。 |
●2020年2月20日(木)―――2月誕生会
三寒四温、今日は春が近づいていることが感じられるような温かな日になりました。
2月生まれの誕生児の子ども達は、ランチルームに入場する前に廊下で待機していますが、冠を被せてもらうと少し恥ずかしそうな様子を見せていました。 |
園長先生より、まだまだ寒い季節ですが春を告げる草花が土の中に根を張り、土から芽を出し、花が咲き始めていることを教えていただきました。散歩に出かけたときには春探しを楽しみましょうという話がありました。
今日のお楽しみは「影絵クイズ」でした。みかんや雪だるまなど冬の風物詩が影になりました。次々にクイズに正解する子ども達でした。
影絵の鍋に入るおでんの具材も次々に正解しました。影から想像するイメージと物の名前を理解している様子が伺え、みんな楽しんでクイズに参加していました。最後の先生影絵は、やはり一緒に過ごしている時間の長さでしょうか、大きいクラスの子ども達は直ぐに正解しました。みんなで、楽しんだ影絵クイズでした。
●2020年2月17日(月)―――2月の食育
今回の食育では、保育士から「バイキングの使い方・雑巾の絞り方」についての話がありました。また、給食の先生からは「食べ物がうんちになるまで」の話がありました。
保育士からの「バイキングの使い方」の際は、写真で実際に大盛、小盛のご飯やおかずの写真を見比べ「どれが少ないか」を子ども達が考え、「〇番!!」と答えていました。今日の給食では、早速「先生、少ないの選べたよ!」「これ少ないよね??」と保育士に尋ねる姿が見られました。 |
「雑巾の絞り方」では、「握り絞り、縦絞り、横絞り」を見てどれが一番絞れるかを子ども達に質問しました。その後実際に雑巾や台拭きを持って、絞る練習を行うと保育士の真似をしながら絞っていました。きりん組の子が当番活動の際に「こうやって絞るんだよね?」と正しい絞り方を確認していました。来年度に向けて、バイキングのやり方や雑巾、台拭きの絞り方をしっかりと身に付けてほしいと思います。 |
給食の先生から「食べ物がうんちになるまで」の話を、ペープサートを使って分かりやすく話して頂きました。みんな食べ物がどこを通ってどうやってうんちになるかを興味深く聞いていました。その後、胃、食道、小腸、大腸などの器官の塗り絵を塗りながら「朝食べたものもここを通るんだね!」と友達との会話を楽しみながら取り組んでいました。 |
●2020年2月3日(月)―――節分会
暦の上では春ですが、まだまだ寒い日が続く中、節分会を行いました。まずは、ランチルームに集まって節分の由来の話です。“なぜ、豆をまくのか”“なぜ節分を行うのか”をペープサートで説明しました。子ども達にとっては鬼が来るイメージが強いのかもしれませんが、保育園では、心の中のいろんな鬼(泣き虫、くいしんぼ、いじわるetc)をなくすという日でもあります。また、豆を投げたり、イワシ・ヒイラギを飾ったりと、伝統的な風習を学ぶことで季節の変化にも気付くことが出来ます。 |
話が終わると、まずは3,4,5歳児の鬼達が小さなクラスに入って驚かせにいきます。小さな鬼たちは、豆(代わりの玉)を投げつけられてもニコニコと笑っていて、とてもほのぼのとした時間が流れていました。 |
小さなクラスへの挨拶が終わったのも束の間、今度は本物の鬼がやってきました。各クラス、涙を流す子もいましたが、一生懸命「おにはーそと!」と鬼に立ち向かうことが出来ました。それぞれの心の中にある鬼、やっつけることが出来たでしょうか?! |
●2020年1月24日(金)―――お小遣い教育
FP円縁の方に来ていただき5歳児に「お金の役割について」教えていただきました。
最初に、1000円札と10円硬貨100枚(1000円)とを比較しました。1000円札を知っている子も多くいましたが、10円硬貨100枚が同じ1000円の価値があるということを教えていただくとみんな驚いていました。お札の種類も見比べました。
次に、お金の役割について3つ教えていただきました。 |
さあ、次は教えていただいたことをしっかり覚え「じゃんけんゲーム」の始まりです。
ゲームの中では「お金を扱う時は必ず両手で使う」「相手に渡す時には『ありがとう』を言う」の約束を加えてゲームが始まりました。
一人ずつの大きな財布には10円硬貨が入っています。そして各グループのリーダーの先生は気持ちを表すカードも持っています。じゃんけんの勝ち負けでお金や気持ちのカードのやり取りを行います。
勝った時のカードには「暑かった 草取りごほうび ジュース代」、負けたカードには「もったいない たくさんあるのに また買った」、あいこのカードには「さがしたら なくした おもちゃみつかった」などが書かれています。カードをみんなで一緒に読み、リーダーの先生とお金やカードのやり取りを行います。 回数を重ねていくと、カードの意味がわかり「嬉しいから赤いカードだね」「青いカードがあるってことはお金も減っていくんだよね」等、お金のやり取りには嬉しい気持ちや悲しい気持ちが一緒に存在することに気づき始めました。
お話の中で質問されると「お金はお家の人がお仕事しているからもらえる」など、子ども達はお金が仕事の対価であることは良く知っています。自分の身の回りの全てのものがお金で準備してもらったものであることや何不自由なく保育園へ通えていることに改めて気づかされたようです。 2月に園外保育に出かける交通機関の代金やお弁当の準備も全部お金が必要なことをみんなで確認し、より一層お家の人への「ありがとう」の感謝の気持ちを持って過ごしてほしいと願います。 |
●2020年1月23日(木)―――きりん組クッキング
今回は「もちとハムと卵のピザ」を作りました。工程は以下の通りです。
(1)もち、ハムを切る
(2)薄力粉と強力粉、ベーキングパウダー、水を混ぜ、手で練る
(3)生地を伸ばして丸型にする
(4)ケチャップを塗り、具材をのせる
今年度最後きりんぐみのクッキングは、まず事前に“何を作りたいか”の話し合いから始めました。子ども達の中から挙がった「ピザ」の声に、次は「何をトッピングする?」という話に発展しました。「この前食べたもちは?」「ハムをのせたら美味しそう!」といろんな意見が出ました。 |
朝から「今日のピザ楽しみ!」とわくわくしていた子ども達は、エプロンと三角巾に身を包むと、早速包丁の作業に入りました。何度もしたクッキングのおかげで、包丁さばきも様になっていました。 |
その後は生地作りです。3,4人で協力して、粉からこねていきます。最初はバラバラだったものが少しずつまとまっていく様に「なんか粘土みたいやね」と感想をもらしていました。こねた生地を伸ばしていく作業では、「難しい!」と言いながらも上手に丸い形にしていました。
最後はお待ちかねのトッピングです。もちやハムを生地にのせる作業ですが、性格が出てしまうのか、きっちり並べるグループもあれば、ダイナミックに具材を散りばめるグループもありました。どのグループも楽しそうにおしゃべりしながら個性的なピザが出来上がりました。 |
●2020年1月20日(月)―――観劇会
劇団道化の方が来園し、観劇会を行いました。
今日の題目は“なにができるかな”と“3匹のコブタ”のお話です。まず最初にギターを持った“けんちゃん”が登場し、いろんな歌を聴かせてくれました。優しい語りかけに緊張していた子ども達も、段々と笑顔を見せ始めます。 |
“なにができるかな”では、座布団やタオルなど身近にあるものがいろんな物に変身しました。「あっ犬になった!」「赤ちゃんかわいい~」と子ども達もワクワクしながら、口々に答えていました。
“3匹の子ブタ”では、それぞれ性格の違う3匹の絶妙な掛け合いに笑顔がこぼれる子ども達でしたが、急なオオカミの登場にびっくりして、小さいクラスの友達は涙を浮かべる子もいました。ダイナミックな劇団の方の動きに子ども達もどんどん物語の世界に入り込んでいきました。
劇団の方の熱演に、あっという間に時間が過ぎ、最後はお礼とプレゼントを渡しました。生活発表会の練習に取り組んでいる子ども達ですが、劇の楽しさを十分に味わうことができたようです。 |
●2020年1月16日(木)―――1月生まれ誕生会
今日の誕生会は年が明けてはじめてみんなで集いました。昨年末にインフルエンザが流行り12月の誕生会にお祝いできなかったお友達も年明けには元気に登園でき、今日は一緒にお祝いをすることができました。
4月当初はまだお話が出来なかった小さいクラスの誕生児が、笑顔でひな壇に座り保育士からの質問に名前や好きな食べ物など言葉で伝えている姿に保育士は子ども達の成長に嬉しさを感じていました。
今日のお話は「にんじん だいこん ごぼう」のペープサートでした。 温かいお風呂に野菜が入る様子を興味津々に見ていました。 お風呂に入って温まる時の数を一緒に数えたり、よく知っている野菜が出てくると小さいクラスの子ども達は「にんじんね」など大きな声で、ペープサートの野菜に声をかけていました。
今日は寒い一日でしたが、みんなで集まって歌ったり、お話を見たりと楽しい時間となりました。
●2019年12月19日(木)―――クリスマス誕生会
年末にしてはあたたかな気温の中、今日は子ども達も楽しみにしていたクリスマス誕生会が行なわれました。
ツリーが飾られたステージでは、誕生児の子ども達が嬉しそうに座り、一人ずつ名前や年齢を答えました。恥ずかしくて名前が言えない子も、「好きな食べものは?」という質問には「からあげ!」と元気に答える姿がありました。
園長先生からは、フィンランドから手紙が来たことを教えて頂きました。差出人はなんとサンタさんです。英語で書いてある手紙に、子ども達は「何て書いてあるの?」と興味津々の様子です。「保育園にくるらしいよ!」と読み上げると嬉しそうな表情を浮かべていました。
恒例のロウソク消しやカード渡しが終わると、保育士からは“クリスマスの歌が聞こえてくるよ”というパネルシアターの出し物です。ウサギさんやクマさんの家にサンタさんからプレゼントが届きます。軽快な歌に合わせて子ども達からも自然と手拍子が起こります。
出し物が終わるとどこからか鈴の音が聞こえます。大きなプレゼントの袋を持ったサンタさんの登場に、子ども達からも歓声があがります。早速サンタさんに向けた質問タイムが始まりました。「好きな食べ物は?」「雪だるまって知ってますか?」などいろんな質問が飛び交い、サンタさんも優しく答えてくれました。 |
最後はプレゼントの披露です。クラス毎にわけられた袋を開けると、ブロックや衣装、ままごとセット等が出てきました。子ども達の中から自然と「サンタさん、こんなにいっぱいありがとう!」の声が挙がりました。
サンタさんの登場やツリー、プレゼントに囲まれ、クリスマスの雰囲気を味わうことが出来ました。皆の家にもサンタさんが来ると良いですね! |
●2019年12月12日(木)―――餅つき
いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。今日は子ども達が楽しみにしていた餅つきを行いました。
先日の食育では、餅つきに使う道具や餅つきの由来について学びました。登園してすぐに、かまどから漂う煙の匂いや、置いてある杵や臼に興味津々で、「楽しみ~」と友達同士で話す姿もありました。
エプロンと三角巾に身を包み、まずはおこわを食べる体験をしました。いつものお米と違うモチモチした食感に「おいしい~」と幸せそうな表情の子ども達です。
まずは保育士やお手伝いに来てくださった方々のもちをつく様子を見学しました。「よーいしょ!」「がんばれ~!」と応援にも熱がこもります。バラバラだったもち米があっという間に、もちに大変身し、「すごいね!」と驚きの表情でした。 |
続いて子ども達の出番です。「よいしょ!」の掛け声に一生懸命杵を持ち上げます。粘り気のあるもちを見つめる表情は真剣そのものです。 |
その後、自分達でついたもちをすぐにあんこもちにして食べました。自分達でこねたもちは一層美味しいようで「おかわりほしいね!」と嬉しそうでした。 |
小さなクラスの友達はおこわを食べて、杵の代わりにしゃもじでぺったんぺったんとつきました。
年の瀬ならではの行事を楽しむことが出来ました。
●2019年12月11日(水)―――くま組 クッキング
今日は、先日赤村で体験をした大根掘りの大根を使ったクッキングを行いました。
【大根の照りステーキ】と【大根葉のふりかけ】の2品を作りました。
「大根葉のふりかけ」の工程は、
(1)大根を包丁で切る。型抜きをする。
(2)大根の葉を調理ばさみで切る。
(3)鰹節、ハムをちぎる。
(4)胡麻をする。 を行いました。
大根掘り後から、大根を使って何かみんなで作りたいねと話していたくま組の子ども達は、クッキングで大根を使った料理を行うことを聞くと「たのしみやね」「みんなにもたべてもらいたい!」とわくわくしながらこの日を楽しみにしていました。
まずは大根を包丁で切ってみると、「かたいね!」「さらさらしてる!」と素材の硬さや表面の肌触りに気付き、掘った時との感触の違いなど、新たな発見をすることが出来ました。切った大根は茹でた大根の型抜きと一緒に大根ステーキにしていただきました。 |
そして、大根葉のふりかけでは、大根葉を炒め始めた際のいい匂いに気が付き、「おいしそうなにおいがしてきた」「はっぱもたべたい」と、何度も何度も匂いを嗅いでいました♪ |
出来上がりを食べてみると、「おいしい」「もっとたべたいね」「だいこんのは、いっぱいたべたよ!」と大満足で嬉しそうな声が沢山聞こえてきました。
大根掘りの体験から、大根についてたくさん発見したり他の食材を知る機会になったり、もっともっと興味を持ったりと、くま組のお友達にとってたくさんの学びと貴重な体験が出来ました。
●2019年12月9日(月)―――食育
今日の食育は年末年始の日本ならではの風習や過ごし方について話がありました。まず、2日後に行われる餅つきについて、保育士からは鏡餅を供える意味や餅つきの道具について実際の道具を見ながら話がありました。そして、給食室からは「おせち」の話がありました。
はじめに鏡餅の意味や由来についての紙芝居を見ました。なぜ鏡餅を飾るようになったのかという話を、子ども達も真剣な表情で見ていました。 |
次に道具の名前を確認しました。“うす”や“きね”などの実物を見ながら、どのように使うのかを説明しました。その後、実際に杵を持って一人ずつおもちをつく練習をしました。思ったより重くてふらつく様子もありましたが、子ども達は2日後の餅つきを楽しみにしているようでした。
おせちの話では、一つひとつの料理にどのような願いが込められているのかをクイズで問いかけました。“かずのこ”は“たくさん子宝にめぐまれますように”。“たづくり”は“五穀豊穣”など少し難しい内容ではありましたが、真剣に耳を傾けていました。 |
最後にはおせちのぬりえをして自分だけのおせちを作りました。年末の行事を体験し、皆が健康に新年を迎えられることを祈ります。
●2019年12月5日(木)―――くま組 大根掘り
今日はくま組の子ども達が、楽しみにしていた大根掘りに赤村へ出かけました。この日に向けて、事前に大根の種類やどんな料理に使われているか、などを学んできました。子ども達も「だいこんいっぱいあるかな」と友達同士で楽しみにする姿がありました。
今回は、初めて名島りすの森こども園の4歳児と合同の行事です。赤村に着くと、同じ緑色の帽子の名島の友達がいて、少し不思議そうな子ども達でしたが、「おはよう!」と元気に声をかける子もいました。
大根を育てて下さった道先生に挨拶をし、それから大根の掘り方や葉っぱの処理の仕方を教えて頂き、早速大根掘りの始まりです。
畑一面に広がる大根に圧倒されながらも、「よし!この大根に決めた!」と張りきって大根を引っ張る子ども達。土の中から顔を出す大小いろんな形の大根に興奮冷めやらぬ様子で、「おっきいのとれた!」「見て!人の足みたい!」と次々に抜いていきました。
たくさんの大根を掘った後に、お家の方に用意してもらった美味しいおにぎりを頬張りました。また、道先生の奥さん特製のぜんざいを頂きました。 |
その後、田んぼを散策しました。名島の友達と一緒にかけっこをしたり、葉っぱを集めたりと子ども達同士の自然な交流も見られました。普段なかなか味わうことが出来ない自然とのふれあいを思いきり堪能することができた一日でした。
●2019年11月22日(金)―――勤労感謝訪問
勤労感謝の日にちなみ、3,4,5歳児が勤労感謝の訪問に出かけました。
3歳児⇒ロズオートさん(園の隣)、すえはら歯科医院さん
4歳児⇒東消防署 箱崎出張所
5歳児⇒東警察署
事前に勤労感謝の意味について伝えました。「みんなの周りにいる働いている人って誰かな?」という問いに「コンビニの人」「お父さん、お母さん」などいろんな答えが返ってきました。
3歳児はまず、園の近くのロズオートさんに出かけました。園の隣にある車のお店で、修理中の車などたくさんの車を見て興味津々の子ども達です。「いつもはたらいてくれてありがとう」の言葉と共にお手紙とお花のプレゼントを渡しました。 |
続いてのすえはら歯科医院は、いつも歯科検診でお世話になっている先生です。病院まで、少し距離があったものの3歳児だけで頑張って歩きました。「寒い中来てくれてありがとう」と喜んで頂きました。
4歳児は消防署に行きました。行く途中には「消防車あるかな?」と楽しみにしていた子ども達です。到着すると笑顔のお兄さん達が迎えてくれました。挨拶を済ませると、消防車や救急車の説明をして下さいました。同じような消防車でも、火を消す役割のものと救助を主としたものがあるなど、子ども達も「へ~!!」となるお話を聞かせてくれました。また、救急車にも乗せて頂いたり、消防士の方の格好良い早着替えやトレーニングの様子を見せて頂き、子ども達も大興奮でした。 |
5歳児は警察署に行きました。まず、警察の方から“いかのおすし”についての話をして頂きました。大きな紙芝居に子ども達も夢中の様子でした。次に、福岡県警の“ふっけい君”が登場し、子ども達が制服に着替えての記念撮影や、白バイ、パトカーへの乗車体験など盛り沢山の体験をさせて頂きました。子ども達は「どんなわるい人を捕まえてるの?」「警棒っておもたい?」など思い思いに質問をして興味津々の様子でした。
勤労感謝訪問を通して、身近な“おしごと”について学ぶことができました。その中で、働いている人に“ありがとう”の気持ちを伝えることが出来た一日でした。
●2019年11月21日(木)―――11月誕生会
日ごとに寒さを感じる日が多くなってきましたが、子ども達は元気に園庭を走って遊んでいます。
今日は11月生まれのお友だちの誕生会がありました。今日のお誕生会を楽しみにしていた誕生日の友だちはマイクを向けられると、張り切って自己紹介をしていました。小さな友だちも名前を呼ばれると、可愛く手を上げていました。恒例のろうそく消しでは、恥ずかしがりながらも、ふ~っと頬を膨らませながら消してくれました。
園長先生からは、“保育園の鍵”についての話がありました。保育園はいろんな所に鍵がありますが「鍵が開いたままだとどうなる?」の質問に「小さい子達がでてしまうかもしれん」「不審者がくる!」など子ども達も考えながら答えていました。鍵には触らないこと、玄関では遊ばないこと等の約束事を確認しました。 |
お楽しみの出し物は「まんまる手品」というカードシアターでした。赤や白の丸が“ちちんぷいぷい”の掛け声でいろんなものに変身します。ミカンやりんごなどの丸いものは答えるのも簡単ですが、途中からはタコや魚、アオムシなどの違う形のものにも変身していて、子ども達も“次はなにかな?”と期待の眼差しを向けていました。最後には誕生日ケーキに変身し、11月生まれの誕生日をお祝いしました。 |
●2019年10月30日(水)―――芋掘り
●2019年11月7日(木)―――焼き芋パーティー
5月に植えたサツマイモの収穫の時期となりました。ぱんだ・くま・きりん組の友達が3人一組になり、芋堀りを楽しみました。
つるの長さに驚きながら、「うんとこしょ」と掛け声をかけながら引っ張りました。土の中からどんどん出てくる芋を見て大興奮!「ここにありそう…」「見つけたよ!」と保育士や友達に嬉しそうに知らせてくれました。 |
大きいクラスの子はいろんな芋の大きさを比べながら、「これが一番大きい?」「500グラムあるよ!」と大きさや重さに興味を持っている姿もありました。芋の大きな葉っぱをちぎって料理をする姿もありました。
次の週には、収穫した畑での焼き芋パーティーを行いました。まず最初に準備をしました。3,4,5歳児の同じグループで芋を洗って包む作業をしましたが、経験したことのある友達は「こうやってするんよ」と優しく教えてくれる姿がありました。
普段はなかなか“たき火”を経験することのない子ども達は、火の近くにくると「あっつい!お芋焦げてしまわないかな?!」と火の熱さに驚いていました。意を決して火の中に芋を投げ入れ、芋が焼きあがるのを待ちます。途中で火加減を見ながら、薪を入れて手伝ってくれる友達もいました。 |
待つこと約1時間、食べ頃になったことを伝えると、わくわくした顔で集まってきます。保育士がホクホクのお芋を割って見せると、「わぁ~!」と歓声があがります。出来立ての焼き芋を皆で食べることが出来て大満足の1日でした。
●2019年10月24日(木)―――きりん組クッキング
今日のメニューは、「ちょっぴりカレー味のかぼちゃのシチュー」です。
工程は、①輪切りにした人参の型抜きをする。
②玉ねぎ、セロリを調理バサミで細かく切る。
③茹でたかぼちゃを包丁で切る。
④食材を炒めて、水を加え煮る。
⑤鶏ガラスープ、ルウとカレー粉で味を付ける。
また、型抜きをした人参の欠片で、人参のグラッセを作りました。 |
「玉ねぎを切ると涙が出るよね。」とお友達同士で話しながら、実際に切ってみると「目が痛い!涙が出てくる!」と大騒ぎでした。 |
包丁は、手の位置や包丁の持ち方等を考えながら、慎重に使いました。 |
食材を合わせると、大きな鍋に大盛りになり、量の多さに皆で驚きました。 |
鶏がらスープや調味料を加えていくごとに匂いや見た目が変わっていきました。変化に驚いたり、美味しくなーれのおまじないを、声を揃えて唱え、完成させました! |
●2019年10月21日(月)―――11月食育~ぱんだ・くま・きりん組
今日の食育は、保育士からは“サツマイモについて”、給食の職員からは“秋の野菜について”でした。 |
サツマイモは子ども達が5月に植えた野菜です。何気なく目にしているサツマイモですが、実はジャガイモ等のイモの仲間ではなく、植物学上はヒルガオなどの花に近いってご存じでしたか?今日はそんなサツマイモに関する雑学クイズをしました。子ども達は「はい!はい!」と次々に手を挙げ、積極的に参加していました。
最後には、実際に土の中に埋まっているサツマイモを掘り起こしてみました。ツルを引っ張って出てくる大きなイモに「お~!」と歓声が上がっていました。 |
給食の先生からは、旬の野菜についての話がありました。イモやクリ、カキなど秋の味覚がどのように実をつけるのかのクイズをするとこれまた大盛り上がりの子ども達でした。
最後は、秋の旬の野菜を使ってスタンプをしました。スタンプを押しながら、野菜にはいろんな切り口があることを発見した子ども達でした。
●2019年10月17日(木)―――10月誕生会
園庭にはどんぐりがたくさん落ちてきて、子ども達も秋の深まりを全身で感じているようです。今日は10月生まれの誕生会がありました。今月の誕生児は4名でした。
大きいクラスの誕生児は自分の名前や好きな遊びなどを、しっかりと大きな声で発表することができました。小さいクラスの誕生児も少し緊張しながらも保育士の呼びかけに手を挙げたり、振ったりしていました。
園長先生からのお話では、秋の装いについての話がありました。少しずつ寒くなってきて、制服をきちんと着て登園することや、半袖や長袖の調節を自分で行うことを皆で確認しました。
今日のお楽しみは、保育士によるマジックショーです。まずは花紙が箱を貫通するマジックです。箱の上に置いたはずの花紙が“ちちんぷいぷい”の呪文で箱を突き抜けて下に移動しています。子ども達は「え?なんで?!」と驚いていました。次はペットボトルに入った麦茶をコップに注ぐと色が変わるマジックです。なんと茶色だった麦茶が透明に変わってしまいます!子ども達は目を丸くしながら手を叩いて喜んでいました。
最後の筒を使ったマジックでは、保育士が少し失敗してしまい、先にタネが見えてしまいましたが、子ども達は「なんか出てきたよ!」と逆に盛り上がっていました。マジックショーに大満足の子ども達でした。
●2019年10月16日(水)―――ぱんだ組空港見学
ぱんだ組が楽しみにしていた空港見学に行きました。事前にどんな飛行機があるのか、空港ではどんな人が働いているかなど、“空港”について学びました。 |
行きのバスの中では「○○ちゃんのうち、この近くよ!」「このお寿司屋さん来たことある!」と車窓を流れる風景に興奮気味でした。空港へと降り立つ飛行機を見つけて「あっ!今から降りるみたいよ!」と友達に教えてあげる姿もありました。
空港に到着すると、たくさんの人や、初めて見る施設に少し緊張の面持ちの子ども達でしたが、途中で手を振ったり、声をかけたりしてくれる他のお客さんに笑顔で「こんにちは~!」と挨拶したりして次第に場所に慣れてきました。航空会社の手荷物カウンターを通る際には、「なんかトンネルの中に荷物が入ってる!」と驚きの表情でした。 |
展望デッキでは、飛行機の離発着や、そこで働く車、人を見学しました。「飛行機を押してる車がいる!」「飛行機の前に人がおるけど大丈夫かな?」と子ども達なりの発見の連続でした。
また、帰りがけには飛行機の着陸が間近で見える大井中央公園に行きました。飛行機型のアスレチックに興奮しながらも「あっ!スカイマークがきた!」「ぺらぷろ(プロペラ)が付いてる!」と飛行機の観察も欠かさない子ども達でした。
普段何気なく見ている飛行機がどのように動き、そこにどんな人が働いているのかを直に見ることが出来て子ども達も大満足の一日でした。
●2019年10月12日(土)―――運動会
台風の影響で、天気が心配されましたが、無事に第8回運動会を松島小学校で行いました。
開会式では、以上児の凛々しい行進と、未満児の可愛い入場が見られました。赤ちゃん組の中には、初めての場所に戸惑って泣いてしまう子もいましたが、保育士に抱っこされながら少しずつ安心した様子も見られました。園児全員で行う“いっとうしょう体操”ではきりん組を手本に小さいクラスの友達も一生懸命に手足を振っていました。
各クラスのかけっこでは、園での練習よりももっと大きなトラックでしたが、最後まで一生懸命に走る子、悔しくて途中で止まってしまう子など様々でした。特に以上児クラスは赤、青、白の3チームに分かれての対抗戦で、周りの応援にも自然と熱がこもっていました。
親子競技では今年の年間のテーマでもある“宇宙”にちなんだものが多く出てきました。普段行っている運動遊びの様子を保護者の方に見て頂きながら、ロケットに乗ったり、宇宙人を倒したりと親子で楽しい時間となったようです。 |
また、小学生競技ではおたまリレー、来賓・祖父母競技では恒例の玉入れを楽しんで頂きました。皆さん、真剣な表情と共に、笑顔がたくさん見られ、楽しいひと時となりました。中でも、保護者競技の綱取りでは、お父さん達の本気の走りに、子ども達の中から思わず「がんばれ~!!」の声援が挙がりました。
5歳児恒例の表現(組体操)では“SPACE”をテーマに“ブラックホール”“太陽”など、子ども達自身が技の名前、構成を話しあい、表現しました。子ども達の真剣な眼差しに会場も感動に包まれました。 |
プログラムの最後は以上児全員によるリレーです。5歳児が順番を決め、いろんな試行錯誤を重ねてきました。何度も練習を行ううちに一生懸命に走る楽しさ、勝ったときの喜び、負けたときの悔しさをたくさん味わうことが出来ました。本番では、友達から託されたバトンを一生懸命に次の友達に繋ぎ、白熱した戦いを見ることが出来ました。
この運動会を通して得た、喜びや悔しさ、達成感をそれぞれの子ども達の自信に繋げこれから先もいろんなことにチャレンジしてほしいと思います。
●2019年9月25日(水)―――クッキング(3歳児)
ぱんだ組になって2回目のクッキングのメニューは「枝豆と鮭のふりかけ」です。
始めに枝豆の皮を剥きます。ぱんだ組で枝豆栽培をしたこともあり、枝豆には親しみがある子ども達。「あ、お豆が出てきた!」「つるつるしてるね。」等と感じたことを話しながら、一つ一つ丁寧に豆を出しました。
次は、鮭をフォークでほぐしました。「難しいね。」「皮はどうすると?」と保育士に手伝ってもらいながらも上手に身をほぐしました!最後に材料をすべて混ぜて完成です。「いいにおいがする!」「早く食べたいなぁ。」と、出来上がったふりかけを見て友達同士で話していましたよ。
ふりかけが完成した後は、“ラップおにぎり”を作る練習をして、一足先につまみ食い(笑)
ご飯をラップに包んだり、握ったりすることが難しい子は保育士と一緒に作り、美味しそうに食べていました!
●2019年9月19日(木)―――9月誕生会
ランチルームに爽やかな風が吹き抜ける中、9月生まれ8名の誕生会を行いました。
1歳児クラスの誕生児の子ども達も祝ってもらえることがわかり、嬉しそうに冠をつけて入場してくる様子は集団生活の中でしかできない経験です。 |
今日のお話は、マジックシアター「どんないろがすき」のお話でした。
みんながよく知っている歌のお話でした。みんなで歌いながらペープサートのクレヨンで色を塗ると次々に白い絵がクレヨンの色へと変わっていきます。
子ども達は不思議そうに色が変わる仕掛けに興味を持ち、期待を膨らませて歌う声はどんどん大きくなりました。
最後は大きなケーキがでてきました。「白いクレヨンでケーキを塗ると、さあ、どんな色になるかな?」と尋ねられると「にじいろになるかも」「ピンクのかわいい色」など想像を膨らませていました。最後は、たくさんの色が使われたおいしそうなケーキになりました。みんなの大きな拍手で誕生会を終えました。 |
●2019年9月17日(火)―――9月食育
今日の食育の日は、保育士から“マナーの5か条”、栄養士からは、“日本の食文化”についてです。
まずはランチルームでの5つのマナーについて確認しました。
1、給食やおやつの時にはトイレに行かないようにする
2、椅子を引いて、正しい姿勢で食べる
3、お皿を持って食べる
4、小さい声で話をする
5、時計を見て、おかわりやごちそうさまの時間の確認をする
という5つのマナーを写真や絵を見ながら、確認しました。
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続いて、栄養士からは日本の食文化について話をして頂きました。まずは、食器です。茶碗や皿、しゃもじにすりこぎなど日本ならではの食器を実際に見せると、子ども達も興味津々でした。
また、おせちやひなあられなど季節ならではの食べ物の写真付きクイズをしました。子ども達は「あ!正月に見たことがある!」と興奮気味に答えていました。
●2019年9月7日(土)―――祖父母ご招待
9月の敬老の日にちなみ、5歳児のおじいちゃん、おばあちゃんに来て頂いて、“祖父母ご招待”を行いました。子ども達はおじいちゃんやおばあちゃんと一緒に嬉しそうに登園してきました。朝の会では、いつもとは違う雰囲気に少し緊張気味でしたが、続いて披露したヨサコイ踊りでは、大きな掛け声やリズミカルな鳴子が響きました。
次はゲームです。まず最初にボール渡しならぬ“人形渡しゲーム”を行いました。音楽に合わせてどんどん隣の人に人形を渡していきます。音楽が止まったところで人形を持っていた人が、質問を投げかけます。「好きな食べ物は?」「好きな遊びは?」という質問に、皆さん照れながらも答えて頂きました。中でも「小さい時にしていた遊びは?」という質問では、おじいちゃんやおばあちゃんから、なわとびやお手玉など、伝統的な遊びが出てきて、子ども達も興味津々でした。 |
次はキャッチゲームです。このゲームは子ども達が普段行っている遊びで、子どもに負けじとボールをキャッチするおじいちゃんやおばあちゃんもいて、白熱した戦いが見られました。 |
最後は“ダンシングストップゲーム”です。“ダンシングヒーロー”“パプリカ”の歌に合わせて子ども達もおじいちゃん達もノリノリで踊ります。音楽が止まると、体の動きを止めるゲームですが、踊りに没頭しすぎて、バランスを崩してしまうおじいちゃんやおばあちゃんもいました。
盛り上がったゲームの後は、子ども達からの“ビリーブ”の歌のプレゼントの時間です。心のこもった歌に、中には涙を拭くおばあちゃんの姿もありました。そして心を込めて作った写真立てを手渡しました。照れながらも「いつもありがとう」という子ども達の一生懸命な姿に心温まる場面でした。 |
最後は、給食を一緒に食べました。短い時間でしたが、おじいちゃん、おばあちゃんと楽しい時間が過ごせて、終始子ども達は楽しそうにしていました。これからも元気なお姿で子ども達の成長を見守って頂きたいと思います。
●2019年8月19日(月)―――8月食育
今日の食育は、保育士からは“ランチルームのマナー”について、栄養士の先生からは“3色食品群”についての話をして頂きました。
まず“ランチルームのマナー”では、箸の使い方を確認しました。さし箸やにぎり箸などの写真を見せて、「こんな持ち方で大丈夫かな?」と保育士が尋ねると「ぎょうぎわるい!」としっかりと答えることが出来ていました。次は、実際に箸を持ってみて、箸の持ち方の確認です。自己流で“自分の持ち方は大丈夫”と思っている子ほど持ちやすい癖がついてしまっている子もいました。正しい持ち方を伝えると、「あれ?」と訝しげな表情でした。箸の持ち方を通して食事のマナーをしっかり身につけてほしいと思います。
栄養士の先生からは、まずエプロンシアターで、食べ物がどのように体の中に入ってくるのかを話をして頂きました。当たり前のように口に入っている食べ物が、いろんな器官を通って旅をしているという話を、子ども達も真剣な様子で聞いていました。
3色食品群の話では、食材の働きを3色のグループにわけるクイズをしました。野菜は“緑”、芋は“黄色”など説明をしていると、食材自体の色分けと勘違いしてしまった子も多く、中には、「にんじんは“赤”!」と答える子もいました。少し難しい内容にはなりましたが、毎日、口にしている食材に少しでも興味を持ってくれたらと思います。 |
●2019年8月17日(土)―――小一同窓会
夏真っ盛りの8月中旬、昨年度、卒園した小学校一年生の同窓会を行いました。卒園してから4ヶ月ですが、久しぶりに来園した子ども達の顔を見ると、身長も伸び、日焼けした姿に頼もしさすら感じます。
皆で輪になってまず最初は、近況報告です。「小学校で何を頑張っていますか?」「小学校で楽しいことは何ですか?」などの質問に、「算数がんばっているよ!」や「昼休みが楽しい」等いろんな発表が出ました。また、友達の発表にもしっかりと耳を傾ける姿は、さすが小学生です。 |
次に、昨年の年長時の発表会や運動会の思い出をDVDで振り返りました。久しぶりに見た自分達の映像に少し恥ずかしそうにしながらも、発表会の映像に合わせて台詞を言ってみたり、歌を思い出し、歌ったりしていました。中でも運動会の映像の中にある“表現(組体操)”では、「○○こっちよ!」と友達と協力して、その場で組体操を再現してくれました。
そして楽しみにしていたゲームの時間です。子ども達が大好きだった“お引越しゲーム”や“伝言ゲーム”をして大盛り上がりでした。中には悔しくて涙を流す子もいましたが、傍にいた友達が「大丈夫だよ」と優しく声を掛ける姿に、保育園生活で培った友達同士の“絆”を垣間見ることができました。 |
最後は給食を在園児と一緒に食べました。久しぶりのバイキングにも戸惑うことなく、カレーをペロリと頬張る子ども達でした。
●2019年8月10日(土)―――松島校区夏祭り(5歳児きりん組)
5歳児きりん組が松島校区の「ふれあい夏祭り」に参加しました。
事前にお神輿を自分達で作ったり、よさこい踊りの練習をしたりして当日を迎えました。
開催場所である松島小学校には、露店や催し物をする地域の方々がたくさん集まっていました。子ども達も「ひと、いっぱいいたね」と緊張する姿もありましたが、法被に袖を通すと、気分は高まりました。 |
まず最初はお神輿パレードです。「わっしょい!わっしょい!」と元気な掛け声とともにお神輿を担いで会場を練り歩きました。夏の暑さを吹き飛ばすような子ども達の掛け声に、会場中が笑顔に包まれます。 |
その後はステージに上がり、“輝け!九州!”のよさこい踊りを披露しました。曲の出だしの「輝け!」の掛け声に、全員が「きゅうしゅう!」と威勢の良い声で応えます。初めてのステージでも戸惑うことなく、一生懸命に踊る子ども達に温かい拍手と声援を頂きました。終わって「疲れた~」という子もいましたが、地域の方々の前での熱演に大満足の一日でした。
●2019年8月9日(金)―――平和保育
ランチルームはいつもの様子と違い、3.4.5歳児は静かに平和保育が始まるのを待っていました。
「今から何が始まるの?」の問いかけに「平和保育」と子ども達は答えました。ランチルームに集まる前に今日の活動について保育士から説明を受け、意味はよくわからないけれど、いつもの誕生会とは違うことが行われることは感じていたようです。
「平和」って何かな?という問いかけにも、知っている知識や感じていることなどを答える子がいました。「みんなが仲良くすること」「戦争のこと」など視覚的に得た情報や大人に言われていることなどが「平和」を意味することだと感じていた子もいました。
「平和」とは戦争のことだけではなく、命の大切さや思いやりなどたくさんのことを意味します。
子どもは時間の感覚や時代の流れなどを理解することが難しく70年以上前のことを伝えるのは難しく、ましてや戦争を経験したことのない保育士が戦争や平和を伝えることはとても難しいことです。しかし戦争のない国であり続けたい気持ちは誰もが同じです。
そこで、今日の平和保育でのお話は2つありました。
一つ目は、戦争を行ったことで原爆投下により一瞬にして家がなくなり、家族がなくなり、食べるものがなくなり、色んなものがなくなってしまい多くの人が悲しい思いをしたことを写真より伝えました。「みんなはお家があり、ご飯を食べるこができて、保育園にも行けること」これはとても幸せなことだという話がありました。
二つ目は、絵本「へいわってすてきだね」より、小学1年生の男の子が「平和ってなんだろう」と考えるお話を見ました。 |
最後に、「今日のお話はどんなことだったか一人ひとりの心の中で考えましょう。」と問いかけて終わりました。また、5歳児は、今日の平和保育で感じたことを描画で表現しました。印象に残った場面や、仲良くする場面など一人ひとりの思いを真剣に絵に表現することができました。 |
●2019年7月27日(土)―――夏祭り
例年雨に悩まされていた夏祭りですが、今年は時期を少しずらして開催しました。祭りが中止になった去年の無念を晴らすかのように、晴天に恵まれました。
今年のテーマでもある“宇宙”が各ブースに散りばめられました。ゲームコーナーでは宇宙人型の玉入れや輪投げが登場しました。ヨーヨー釣りやゲームコーナーでは保護者の方と、「難しい!」と言いながらも笑顔を見せてくれる子ども達です。「もう一回したい!」の声に、“しょうがないなあ”と急いで当日券を買いにいく保護者の姿に微笑ましさを感じました。 |
こあら組の部屋はおばけやしきに様変わりしました。入口から見える薄暗い様子に、入れずにモジモジしてしまう子や、気合を入れて入ってみたものの「キャー!!」と絶叫する子など、夏ならではのアトラクションを楽しんでいました。
また、ランチルームでは、りすの森自慢の焼そばやたこ焼きが並び、親子で美味しく頬張る姿がありました。グリーンコープ生協ふくおか福岡東支部の方のご協力で美味しいジュースなどの販売や試食、試飲を準備して頂きました。
クライマックスはおなじみのレンジャーショーです。今年のレンジャーはずばり“宇宙の平和を守るんじゃー”です。ジュピターレンジャーなど、星の名前にちなんだヒーローが悪の宇宙人を倒します。一人ひとりの力では出来ないことも、協力することが大事だと教えてくれました。観覧席の子ども達からも自然と「がんばれー!」の声が聞こえました。 |
祭りのフィナーレは盆踊りです。“たちねぶた音頭”“炭坑節”を輪になって踊りました。子ども達や保護者の笑い声が響く、楽しい夏の夕べとなりました。
●2019年7月25日(木)―――きりん組クッキング
園庭に植えた夏野菜が次々に収穫の時期を迎え、今日はピーマンを収穫しました。
給食の先生に準備して頂いたピーマンとの味比べを行い、甘さ固さなどの食感を友達に伝え合い美味しくいただきました。今日、収穫したピーマンもクッキングの材料となります。
今日のクッキングはカレー作りです。カレー作りは多くの工程があるので、みんなで役割分担をして材料の切り込みの準備を行いました。 |
家庭でカレーの手順を見ている子や手伝いをしている子は手順をよく理解していて「最後にルーを入れるんだよね。」と保育士の手順を確認しながら最後の仕上げの様子を見ていました。出来上がるとみんなで少しずつ味見をしました。午後にカレーライスをいただくことを楽しみにクッキングを終えました。
●2019年7月24日(水)―――六田地蔵祭り
普段散歩でお世話になっている松島公園にある、六田地蔵を祀る“六田地蔵祭り”に5歳児が参加しました。
「どんな祭りなんやろ?」とわくわくした気持ちで公園に着いた子ども達。たくさんの地域の小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃんがいて、少し圧倒されていましたが、御輿パレードが始まり、「わっしょい!」という元気な掛け声が聞こえてくると、一緒になって大きな声で御輿の後ろを歩くことが出来ていました。
そんな掛け声に合わせて、沿道の家々からは勢い水を掛けて頂きました。最初はびっくりしていた子ども達も、「気持ちいい!」と嬉しそうに、逆に水に立ち向かっていく子もいました。途中で水分補給や休憩をはさみ、松島地区をしばらく練り歩きました。
暑い中でしたが、沿道の方や、案内をして頂いた松友会、小学生のお兄ちゃん達など、地域の方と触れあうことが出来る良い機会となりました。 |
●2019年7月18日(木)―――7月誕生会
少し遅れてやってきた梅雨空の中、7月生まれの誕生会を行いました。まず最初は誕生児の紹介です。大きいクラスの子ども達は「ぼくのなまえは○○です。すきな恐竜はトリケラトプスです!」と上手に言える子もいますが、緊張している1歳児には「がんばれ~!」と可愛い声援も出ていました。
園長先生からは雨の日の過ごし方とプールの約束事について話をして頂きました。傘はとっても便利だけど使い方を間違えると危険な物にもなります。「振り回したり、人に向けないようにしましょう」という話に子ども達も真剣に耳を傾けていました。また子ども達も楽しみにしているプールが来週から始まります。プールの約束事もしっかり守って楽しんでほしいですね。
誕生カード渡しや歌のプレゼントが終わると、お楽しみの出し物の時間です。今日の出し物は“ばけばけシアター”です。この時期にぴったりのおばけのバケタくんが登場します。
食いしん坊のバケタくんは、チョコバナナやかき氷、たこ焼きなど、お祭り感たっぷりの食べものを食べる度に変身してしまいます。バケタくんの変身に、子ども達からは思わず「かわいい~!」の声が上がります。最後にラムネを飲んだバケタくんは炭酸で体が溶けてしまうのですが、「りすの森保育園のお祭りにも、いっぱい食べものがあるからまた遊びに来るね!」とまた会う約束をして消えていきました。子ども達も「またね~!」と手を振って元気に見送っていました。
●2019年7月16日(火)―――7月の食育
今回の食育では、保育士から「野菜の育ちと働きについて」の話と、給食の先生から「夏の旬の野菜について」の話がありました。
保育士の「野菜の育ちと働きについて」の話では、子ども達が現在園で育てている【えだまめ・トマト・オクラ・ピーマン・とうもろこし・さつまいも】を題材にした野菜の育ち方や咲く花のクイズに参加して盛り上がりました!お友達の中には、野菜の花の色を見て何の野菜なのか推理したり、実際に育てている中で見たことを思い出したりしながら、皆で答えていました。野菜の働きについての話では、以前から給食の先生から話があった【赤キッズ・黄色キッズ・緑キッズ】の事を覚えている友達が多く、皆で確認しました。
給食の先生の「夏の旬の野菜について」は、箱の中に入っている野菜を触ったりシルエットを見たりして、何の野菜なのかを当てるために皆で考えていました。答えが当たっていると、とても喜んでいました。また、匂いを嗅いで「おいしそうなにおいがする!」と、触ってみて「つぶつぶしてる!」「なんか、とげあるのすごいね!」と実際の野菜を思う存分触れることが出来、その中でのたくさんの発見があったようでした! |
いつも育てたり食べたりしている野菜の、クイズに終始大盛り上がりで興味津々のお友達でした☆
●2019年7月5日(金)―――七夕会
今日は、梅雨の晴れ間となり、園庭側の窓を開けると涼しい風が吹き抜けます。ランチルームにみんなが集まり七夕会を行いました。
子ども達に「七夕」からイメージすることを質問されると、「織姫」「彦星」「天の川」など、知っていることを答えていました。
子ども達は、前の週に行った七夕の飾り付けや絵本のお話などから、七夕のイメージを膨らませ、今日の七夕会を楽しみにしていました。
最初に七夕の劇を行いました。織姫や彦星が遊んでばかりいたため、神様に離れ離れにされ、その後、織姫と彦星それぞれが仕事を頑張っている様子を見て子ども達は織姫と彦星を懸命に応援していました。 |
劇の最後に織姫と彦星が再会できずに終わると、大きいクラスの子ども達は「今日は5日だから7日に会えるのかな」「夜になって星が出ないと会えないと思う」など友達と楽しく会話しながら想像を膨らませていました。
次に5色の短冊の意味や、笹の葉の話を聞きました。その後の、七夕クイズも元気に手をあげて答えることができました。先週、笹の葉に飾り付けを行っていたので、笹の葉がどんなものなのかを覚えていたり、また、お家の方と書いた短冊のことなど自信を持って答え、楽しく参加することができました。 |
最後にみんなで「たなばた」を歌い、7月7日は星がたくさん見えることを楽しみにしています。
●2019年6月20日(木)―――6月誕生会
梅雨の時期にもかかわらず、ピカピカの晴天に恵まれた中で6月の誕生会を行いました。
まず最初は誕生児の紹介です。自分の名前と年齢を言った後には“好きな○○は?”という質問です。一番好きな食べ物や遊びなどをそれぞれが考えながら答えていました。 |
また、園長先生からは“梅雨”についての話をして頂きました。嫌なイメージがある雨も、降らなければ私たちの生活が困ることがあります。「みんなが楽しみにしているプールも雨が降らないと出来なくなるよ。だから水を大事に使って下さい」という話に真剣に耳を傾けていました。 |
誕生カード渡しや歌のプレゼントが終わると、お楽しみの出し物の時間です。今日の出し物は“3ヒントクイズ”です。3つのヒントを基に答えを導き出していきます。
最初の問題の1つ目のヒントは「おすもうさんみたいに大きいです」とおすもうさんの写真を見せられると、子ども達は大きいものをイメージしていました。 |
「鼻がとっても長いです」という3つ目のヒントに一斉に「はい!」「はい!」と手を挙げだします(答えはゾウ)。少しずつクイズに慣れてくると、正解する度に「やったー!」と歓声があがり、大盛り上がりでした。
●2019年6月17日(月)―――6月の食育
今日の食育は保育士から“歯磨きの仕方”と給食室の先生からは“手洗いの大切さ”についての話でした。
まず、動物の歯クイズが始まりました。スクリーンに映し出されるいろんな動物の歯が何の動物かを当てるクイズです。「いぬ!」「ワニ!」など次々に正解が飛び交っていました。 |
続いて歯磨きの方法です。普段給食の後に行っている歯磨きですが、丁寧に磨かずにそのままにしているお友達もいるようです。今日は実際に歯ブラシを持って奥歯や前歯を丁寧に磨きました。「一つの場所を10回磨きましょう!」の保育士の声に真剣にゴシゴシしていました。
給食室の先生からは、ペープサートを使って話をして頂きました。どんな時に手洗いをするのか?なぜ手洗いをしなくてはいけないのか?をわかりやすく教えて頂きました。そして手洗いの歌と共に、手洗いに必要なポーズ(ありがとう、かめさん、おおかみ等々)を教えてもらいました。子ども達は「バイクのポーズってこうするの?」と真剣な表情で一緒に取り組んでいました。 |
●2019年6月15日(土)―――未満児保育参観
朝からしとしとと雨が降る中、0,1,2歳児の保育参観を行いました。たくさんの保護者の方の姿に緊張している様子や泣いている子もいましたが、おやつを食べ終える頃には少しずついつもの様子を取り戻し、保育士の歌う季節の歌や手遊びに集まり、名前を呼ばれて返事をしたり、絵本の読み聞かせにじっと集中している子ども達の様子を見ていただきました。
その後は、保護者の方と一緒の活動が始まりました。
0歳児が触れあい遊びを行いました。いつもは保育士といっしょに触れあい遊びを行っていますが、大好きなおうちの方との触れあい遊びは、いつにも増して笑顔がたくさん見られました。 |
1歳児は小麦粉粘土遊びを行いました。5色のきれいな色の小麦粉粘土を伸ばしたり、ちぎったり、型押しを使って星を作ったりしました。お家の方に食べ物や動物を作っていただきました。 |
2歳児は野菜スタンプ制作を行いました。Tシャツに型取られた色画用紙にピーマンやおくらのスタンピングを行いました。手順を聞いた後に絵の具の付いたスポンジにそっと野菜を付けました。野菜の形のスタンプに驚いたり、おくらの星型をみて「おほしさまみたいね」と傍らで見守る保護者の方に伝えていました。 |
参観の後は、各クラスで懇談会を行いました。懇談では保育園での生活の様子を伝えたり、子どもへの関わり方などを伝えたり、保護者同士のコミュニケーション作りなど有意義なひと時となりました。
●2019年6月1日(土)―――保育参観(以上児)
3,4,5歳児を対象に保育参観を行いました。お家の方と一緒に登園してくると、まず最初にお父さんやお母さんに見守られながらの朝の準備を行います。少し照れくさそうにしながらも普段通りに手際良く済ませていました。
朝の会では、たくさんの保護者の方が後ろにいる中で、出席確認では「はい!」と元気良く返事をしていました。
体操や各クラスの運動遊びが終わると、その後は各クラスに分かれての活動です。今年のテーマである“宇宙”にちなんだ活動が盛りだくさんです。
3歳児は“宇宙旅行ごっこ”の親子レクレーションを行いました。まずはひっくり返しゲームです。子ども達が寝転がり、保護者の方に子ども達をひっくり返してもらいます。大人の力では、簡単にひっくり返ります。次に役割を交代し、子ども達が保護者の方をひっくり返します。保護者の方も負けまいと抵抗するため、子ども達は苦戦しながらも、嬉しい悲鳴をあげていました。 |
また次の新聞紙ゲームでは、宇宙人が登場し、親子で新聞紙じゃんけん大会をしました。宇宙人に多少警戒しつつも、じゃんけんの勝敗に一喜一憂していました。 |
4歳児は紙コップで作るロケットの制作です。以前に比べてはさみやのりの使い方も上手になっている様子を見て頂きました。保護者の方々が見守る中、子ども達は黙々と作業を進め、次々に「出来た!」の声が上がります。ゴムで作った発射台を手に世界に一つだけのオリジナルロケットを飛ばします。宇宙人や惑星などの的をめがけて、親子で盛り上がっていました。 |
5歳児は、5月の園外活動で行った福岡市科学館の体験後から活動が続いている“宇宙作り”を友達と協力して行ってきました。今回はその一環の活動である“惑星作り”を保護者の方に見て頂きました。まず事前に作っていた土台をどのように色付けするのかをグループで話しあいました。“絵の具を使うのか”“どのような技法を使うのか”など、自分の主張だけでなく友達の意見を聞きながら話を進めました。すぐに作業に取り掛かるグループや思うように話が進まないグループもありましたが、友達と一つの目標に向かう楽しさと難しさを味わうことが出来ました。
●2019年5月23日(木)―――クッキング(4歳児)
今日のクッキングは、“ハムと野菜のコンソメふりかけ”です。 |
まずは、グリーンピースを“さや”から取り出します。保育士が剥き方を伝えると、「とれた!」「これむずかしい~」「グリーンピースって一つずつ並んでるんやね!」とそれぞれに発見がありました。 |
また、キャベツやハムを手でちぎって細かくしました。丁寧に小さく小さくちぎる子もいれば、大胆にちぎって「次はまだ~?」と催促する子もいました。
タマネギは調理用ばさみを使いました。普段遊びの中で使っているハサミとは切れ味も大きさも違います。「指を切らないように気を付けてね。」という保育士の言葉かけに、慎重にハサミを使う姿がありました。 |
最後は具材をホットプレートに入れて炒めます。こぼれそうなくらいの具材をかきまぜ、コンソメを入れて完成です。 |
おやつの時には、「これ僕たちが作ったんよ!」と他のクラスの友達に嬉しそうに伝えていました。
●2019年5月22日(水)―――福岡市科学館見学(5歳児)
5歳児きりん組が、六本松にある福岡市科学館に電車に乗って行きました。今年のテーマである“宇宙”について、事前に惑星や星座の名前などを学びました。
朝から楽しみにしていた子ども達は、ソワソワ、ワクワクしながら登園し、中には張り切りすぎて4時や5時に目を覚ました子もいたようです。「ちゃんと300円持ってきたよ!」と登園するとすぐに知らせてくれる姿にこの日を楽しみにしていた様子がうかがえました。財布の中身や荷物を確認し、いよいよ出発です。
歩いて貝塚駅まで行くとすぐに切符を購入します。券売機での買い方は事前に学習していたものの、いざ本番では「これ(ボタン)でいいんだっけ?」と少し緊張気味の子ども達でした。改札で、切符を通すと、自分の動きより先に切符が出てくる様子に「うわ!速くでてくる!」と驚きの声を上げていました。 |
天神駅から天神南までの乗り換えは地下街を歩いていきます。人々の朝の通勤や街の様子を見ながらもしっかりとした足取りで進みます。天神南から七隈線で六本松駅に向かいます。2回の電車の乗り換えに「人がおるけん静かにせないかんよね」と子ども達同士で声を掛け合い、静かに乗ることが出来ていました。
六本松駅に着くと、すぐに福岡市科学館に到着です。長いエスカレーターを登りながら、「なにがあるんやろ」「暗いかな?」と子ども達のワクワクする様子が子ども達の会話からうかがえました。科学館の職員の方に挨拶をしていよいよ展示室の中に入ります。
展示室の中には、宇宙や天気、体の仕組みなど科学に関する展示やゲームがたくさんあります。最新技術を用いた映像やゲームの数々に、子ども達は驚きの連続でした。 |
中でも天体のゲームや地球の歴史など、事前に学んだ宇宙の内容が出てきて、「あ!これ土星やん!」と口々に答えていました。 |
グループで展示室を見た後は、プラネタリウム観覧です。薄暗いプラネタリウムの部屋に少し緊張しながらも、部屋いっぱいに広がる星の世界に目を輝かせていました。“いて座”“うお座”などの有名な星座に加え、“かみのけ座”など意外なものまで星座になっていて、「多いんやね~!」と感嘆の声を漏らしていました。 |
美味しいお弁当を食べてから、さらに展示室を自由に探索しました。「ねえこっち来て!」と友達に声をかけ、公共の場でのマナーに十分注意しながら落ち着いて遊ぶことが出来ていました。
思い切り遊んだ後は帰路につきます。「楽しかったね!」「疲れたね!」と友達同士で感想を伝え合い、中には疲れて電車の中で寝てしまった友達もいましたが、無事に園に帰ることが出来ました。
今回の経験を経て、宇宙やさまざまな現象に触れてたくさんの“なんでだろう?”を持ち帰ることが出来ました。この“なぜ?”を大切にしながら今後の保育の中で子ども達の興味を広げていきたいと考えています。
●2019年5月20日(月)―――5月の食育
5月の食育では、保育士からは「ランチルームでの約束事について」と「さつまいも苗植えについて」、給食室職員からは「いただきます・ごちそうさまについて」の話がありました。
ランチルームでの約束事については、2択形式でのクイズに挑戦しました。手を洗った後のペーパーの数や、食べているときの約束事(途中で席を立たない、大きな声を出さない等)について、子ども達は真剣な表情で考えていました。 |
クイズに正解した子ども達からは、「やったー!」「いえ~い!」と嬉しそうな声が聞こえました。年長児のきりん組は、「こぼしてしまったお友達を見たらどうする?」等の、難しいクイズにも挑戦!「手伝ってあげる!」「台拭きを持ってきてあげる。」等の答えが出ました。 |
給食室職員からは「いただきます・ごちそうさま」についてのお話がありました。紙芝居を見たり、イラストを見たりしながら食前、食後の挨拶をする意味を考えました。食材や作ってくれた人に感謝する気持ちを感じてくれたように思います。これから毎日の食事の際に、約束事や挨拶を意識できるようにしていきたいと思います。 |
また、5歳児は昼から“お茶の飲み比べ”をしました。麦茶や緑茶、ほうじ茶など普段何気なく飲んでいるお茶には、たくさんの種類があることに気づきました。
●2019年5月16日(木)―――5月誕生会
爽やかな風がランチルームを吹き抜ける中、5月の誕生会が始まりました。園庭でさえずる鳥の鳴き声も誕生児を祝ってくれているようでした。
緊張し、少し恥ずかしそうに入場してきた5月生まれの子ども達でしたが、ひとりずつ紹介され、好きな遊びを質問されると嬉しそうにみんなに伝えていました。小さな子ども達も、名前を呼ばれると手をあげて応えたり担任の先生からのメッセージを静かに聞いたりと、祝っていただいていることを実感していたようです。 |
一人ずつの紹介が終わると、友達やお兄さんお姉さんに誕生カードを首にかけていただきました。嬉しさも増し、笑顔いっぱいの誕生児の子どもたちでした。 |
出し物は「まほうのおへや」の劇遊びでした。
5月の誕生児も劇に参加しました。魔法使いに変身した3歳児が登場すると「かわいいね」「似合っているね」など大きいクラスの子ども達からの声援に少し恥ずかしそうにしていました。 |
次々にやってきた誕生児が「まほうのおへや」へ入り、みんなで「ちちんぷいぷいのぷい」と呪文を唱えると、「まほうのおへや」からあおむしやうさぎ、サンタクロース、天使やドラゴンへと次々に変身した誕生児がでてきました。 |
変身するたびに、みんなで唱える呪文の声も大きくなり、どんな姿に変身して登場するのかをワクワクしながら楽しんでいる様子がうかがえました。
●2019年4月26日(金)―――クッキング(5歳児)
今日のクッキングは、“春キャベツと油揚げのふりかけ”です。
まずは、卵を割り、炒り卵を作ります。フライパンの上で生卵がどんどん形が変わっていく様子に興味津々の子ども達です。 |
次に油揚げとキャベツを切ります。油揚げは調理ばさみを使います。油揚げの独特な感触に、「なんか切るの気持ちいいね~」と嬉しそうにしていました。 |
キャベツは包丁でざく切りにします。“ネコの手”をしっかりと意識して慎重に切ることが出来ていました。中には「家でもいっつもしてるよ」と手慣れた様子で切る子もいました。 |
最後はすったゴマと一緒に炒めます。香ばしいゴマの香りと醤油が相まってランチルームに美味しそうな匂いが漂います。完成したふりかけを見て「早く食べたいね!」と楽しみにしていた子ども達でした。おやつでは、そのふりかけをおにぎりにして美味しくいただきました。
●2019年4月18日(木)―――4月生まれの誕生会がありました
春のぽかぽか陽気の中、4月生まれの誕生会がありました。まず最初に1人ずつ自己紹介を行いました。名前を言う時に少しもじもじしてしまう友達もいましたが、「○○です。□才になりました」と堂々と発表することが出来ていました。
次に園長先生からのお話です。「新年度が始まり、26名の新しい友達が入園してきました。その友達と仲良く過ごしてくださいね」というお話に、子ども達は元気よく返事をしていました。また、先日親子遠足で行った動物園で見つけた春の花を紹介し、「散歩の時や戸外遊びの時にもお花を探して見てくださいね」とのお話もありました。
友達やお兄さん、お姉さんから誕生カードを頂いた後は、皆から“ハッピーバースデー”“おはながわらった”の歌のプレゼントがありました。初めて誕生会に参加した保育園で一番小さなクラスのひよこ組の子ども達は、どきどきした様子でしたが、お祝いをしている皆の様子を見ていました。
今月の出し物は“カードシアター”でした。同じような2枚のカードが出てきますが、どこか微妙に違っています。その間違い探しを皆と一緒に考えました。 |
簡単なものから、ちょっと頭をひねるようなものまで様々でしたが、「はい!」「わかった!」と子ども達は次々に手を挙げ、大盛り上がりの出し物となりました。 |
●2019年4月15日(月)―――食育
今年度の食育が始まりました。毎日、美味しく、楽しくみんなで食べることが「食育」ですが、保育園で行う毎月の食育の日には、みんなで楽しく食べるためのマナーを振り返ったり、旬の食べ物や栄養について教えて頂く時間です。
今日の食育は保育士からは、“配膳・下膳の仕方”、給食の先生からは“旬の食材”の話がありました。
配膳・下膳の仕方では、5歳児きりん組のお兄さん、お姉さんが劇を通して食事の際のマナーを教えてくれました。お盆を取り、どのようにお皿を並べるのか、また食事をこぼした時にどうすれば良いかを、少し照れながらも可愛らしい演技で見せてくれました。観客の方も真剣な様子で見ていました。
給食の先生からは、“旬”の食べ物についての話がありました。春にはイチゴ、夏にはピーマン・・・など食べ物には一番美味しく食べることが出来る時期があることを写真で教えて頂きました。子ども達は「これ食べたことある!」「あ~食べたい!」とそれぞれに感じたことを言っていました。 |
その後、春の旬であるソラマメに実際に触れてみました。“そらまめくんのベッド”に出てくる食材に興味を持ち、皮をむいてみては「うわ~ふかふかしてる!」と大盛りあがりでした。
旬の食材に触れ、“食”を感じることが出来た食育となりました。
●2019年4月13日(土)―――親子バス遠足
少し肌寒さはありましたが、朝から太陽が顔を出し天気に恵まれた絶好の遠足日和となりました。
遠足を心待ちにしていた子ども達は、保護者の方々と一緒に笑顔で登園してきて、バスの大きさに驚いたり、「お弁当もってきたよ!」と嬉しそうでした。
保護者会総会が終わり、いよいよバスに乗り込み、目的地である到津の森公園に向かいます。バスの中では、朝の会や名前呼びの後にレクレーションを行いました。動物にまつわる鳴き声のクイズやお絵描きゲーム、風船渡しゲームなどを、親子や友達同士で楽しみました。
あっという間に目的地に到着し、まず最初にクラス写真撮影を行いました。その後、園内を見て回りました。大きなゾウやきれいな色の鳥を見て「おっきいね~!」「なんであんな色してるんだろう?」と驚きや発見の連続でした。その後の自由行動でも、ゾウややぎのえさやりを体験したり、実際に動物と触れ合ったりするなど、親子での楽しいひと時となったようです。 |
この経験を通して、不思議に感じたり、触れ合う楽しさを味わったりして、子ども達の中の“生き物”への興味を広げてくれたらと思います。 |
●2019年4月1日(月)―――入園式
園庭のチューリップや桜も進級を祝うかのように咲き誇り、春の暖かな陽射しの中、第8回入園式を行いました。
今年度は継続児106名、新入園児26名、合計132名でスタートしました。子ども達は、一つ上のクラスになったことが嬉しくて、朝からにこにこと笑顔で登園して来る子、おうちの方々がたくさんいることに驚いてちょっと緊張の面持ちで登園して来る子など様々でした。
入園式では、園長先生から新しいクラスの名前で呼ばれ、まだあまり実感できていない子ども達でしたが、元気に返事をする事が出来ていました。その後、新しい担任保育士の発表があったり、みんなで「さんぽ」の歌を歌ったり、先生たちの生活劇を見たりしました。劇では新しい先生達がフレッシュな演技を見せてくれて、会場中が穏やかな雰囲気に包まれました。その後クラス毎に集合写真を撮り、クラスにわかれて明日から始まる保育について担任より説明を行いました。
時を同じくして、新しい元号“令和”が発表されました。
新しい年度、時代に期待を膨らませ、職員一同子ども達の笑顔と精一杯向き合っていきたいと思います。今年度もよろしくお願い致します。