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下尾 恭子さんの普段の様子

ワーカーらしく、私らしく、
人生を楽しむ

下尾 恭子さん
(ワーカー歴9年/40代) 高齢者支援

好きな言葉
「好きこそものの上手なれ」
趣味
ドラマ鑑賞

中学から始めたハンドボールで全国大会や国体出場、輝かしい実績を持つ、スポーツ万能の下尾さん。
親子で二代に渡りグリーンコープに勤めているワーカーさんです。
仕事とハンドボール、その両方に全力で取り組んでいます。

母の背中を追って、
ワーカーズへ

親子でグリーンコープで働かれているそうですが、きっかけは何ですか?
下尾:

はい、母が「グリーンコープは本当にいい職場だよ」って勧めてくれて、家からも近いし、アットホームな雰囲気がいいなと思って今の職場に入りました。

お母さまは、グループホーム那珂川で勤められていますね。ワーカーズきらめきの代表でもあり、ワーカー歴は26年。娘さんの目から見てお母さんはどう映っていたんですか。
下尾:

母は本当に忙しかったんですけど、いつも楽しそうにしていました。家にいる時間は少なかったんですが、ご利用者と一緒にお正月を過ごしたりしている話を聞いて「本当にやりがいを感じているんだな」と思いました。ケアマネージャーの資格を取るために夜中に勉強している母の姿を見て、私も「いつかこんなふうに一生懸命に働きたい」と感じていました。地域の人たちとずっと一緒に過ごしているっていうのが、私にとってすごく魅力的で。なんて言うんですかね、昔お世話になったおばちゃんたちとまた一緒に過ごせるみたいな、そんな温かい雰囲気があって。それを見て「私もこんな職場で働きたいな」って思いました。

いつも「楽しい」を見つけて
前向きに

実際に働いて、どうでしたか?ギャップはありましたか?
下尾:

母は家でも膨大な資料を読み込んでいましたが、大変なんて言わないし、そんなことを感じさせないものだから…少し騙された感はありますが(笑)。でもギャップはないです。忙しくても、職場に来るとゆったりとした空気が流れていて、まるで近所に来たような感じがします。皆さん本当に楽しそうに働いていて、私もその一員として働けることがすごく嬉しいです。地域の方々との関わりも深くて、まさに「おかえり」というような、温かい雰囲気が漂っているんですよ。

大きな家族のようですね。働いている中で印象的な出来事はありましたか?
下尾:

色々ありますが私が忙しくて大変だった時期に、ご利用者が「若い頃は大変なこともいっぱいあったけど、その中で楽しさを見つけて、その時を楽しんでいた」っておっしゃったんです。「きついと思えば何でもきついけど、楽しみを見つけて努力しないと前向きになれないんだよ」って言われて、すごく心に響きました。それで「もっと頑張ろう」って気持ちになって。私もその方を見て元気をもらいましたし「こんなふうに歳を重ねられたらいいな」と思いました。仕事でも私生活でも、焦らずに、まず一呼吸置いて楽しもうと思うようになりました。

仕事とハンドボールの二刀流

以前の職場と比べてストレスが減ったということですが、どういうことですか?
下尾:

前の職場ではルールが徹底されていて、ご利用者の美容院に行きたい、お出かけしたいなどの希望があっても、プラン優先のため個別ケアは難しいと感じていました。でもここではワーカー同士で話し合って、ご利用者やご家族の希望を叶えられます。前より自由に理想に近いケアができるんです。ご利用者の表情もより生き生きと変わり始めて。今はすごく自由にやりたいことをさせてもらっているので感謝しています。

下尾さんはハンドボールのコーチもやっているということでしたが、仕事との両立はどうですか?
下尾:

週に6日間ハンドボールの練習があります。最初は仕事が忙しいとハンドボールのことを考えながら仕事をしてしまったり、その逆もあったりして。でも今は、一人ひとりにしっかり向き合って会話をする時でも「あなたのことをちゃんと見てるよ」ということを意識して向き合えるようになりました。もう仕事だけでも、ハンドボールだけでもダメで。両方あることでバランスが取れているように感じます。

お父さまから下尾さんへの直筆メッセージ。頑張り屋さんで仕事とハンドボールコーチ二刀流?休みなしに毎日21時半頃帰宅。体を大事に!
お父さまからは「仕事とハンドボールの二刀流、体を大切に」というコメントをいただいています。
下尾:

私は両親と一緒に働いているので、安心感がありますし、すごく働きやすいです。でも、周りの方にはあまり気を遣わせたくないので、ある程度の距離感で接しています。父はドライバー、もう70代なので、私から「こうした方がいい」と言うこともありますし、逆に父から厳しく言われることもあります。でも、家に帰ると普通の親子で、夜遅くハンドボールの練習から帰ってくると、父が外でタバコを吸いながら「おかえり」って言ってくれたりして、そういう時はやっぱり、ほっこりしますね。両親も歳も歳ですから永く健康でいてくれたらと思います。

家族の支えがあって今があるとも言えますね。
下尾:

そうですね、ただ家族はもちろんですが、やっぱりワーカー同士の支え合いが重要です。例えば若い方でお子さんが小さい場合は、無理のない時間帯で働いてもらったり、逆に余裕が出てきたら長めに働いてもらったり。お子さんも一緒に来ることもあるんですよ。家にいるよりもここで働く方がいいって言ってくださるワーカーさんもいらっしゃるぐらい。これからも仕事をすることで、それがリフレッシュになるような、そんな雰囲気づくりを大切にしていきたいと考えています。

message

水摩さんの写真

下尾さんの母であり先輩である、
代表水摩静香からのメッセージ

私にとってワーカーという働き方は生き方そのものです。働くことで地域福祉にもつながります。私たちは訪問介護で出会ったご利用者を最期まで看取りたくて、ワーカーの仲間と共に住んでいる地域に「ふくしセンター那珂川」を開所しました。第一号のご利用者の中にはお姑さんもいました。しかしこれはグリーンコープでは決して珍しいことではありません。家族でワーカー利用者という方も多く、四世代に渡って関わっている方もいます。それはグリーンコープへの信頼の証とも言えます。

私自身は家族をあまり意識したことはありません。下尾が私の娘だと気付いていない人もいるくらいです。娘とは性格もやり方も違いますが、価値観は似ているように思います。たった一度の人生だから楽しく働かないと。そのためには、みんなで話し合って休みが取れるような働き方を考えることが大切です。子どもたちの未来が楽しくなるようにと願える職場を整えていきたいです。

PS.娘へ、体に気をつけて。頑張りすぎないように。