2023-09-18 19:49:41

介護体験・疑似体験!~介護おうえん講座

9/12、ワーカーズびすけっと主催で、『介護おうえん講座』第2回“介護技術体験”を開催しました。 片麻痺、目が見えにくい、聴こえにくいなどの疑似体験、介護ベッドでのサポートの仕方、車イスや視覚障がい者の歩行付添の体験などをしていただきました。 これから家族の介護が必要な方もいらして、みなさん熱心に取り組まれました。 「ベッドでこんなふうに動かせるんですね」「知っているようで知らなかったです。勉強になりました」などのコメントをいただきました。 びすけっとのメンバーも、「伝える側」になって、とても勉強になりました。 好評でしたので、今後も時々、県内各地で開催していけたらいいねと、みんなで話しています。
2023-08-04 09:31:37

この日を待っていたんだ!~我が家のお風呂

<多くの利用者さんを受け持ち、市内各地を飛び回って元気にテキパキと働くEヘルパー。びすけっと加入のきっかけ、心に残るケアを聞きました> 子育てを終え、夫と私の両親も見送り、1日数時間でも働きたいと思っていた時、目にしたグリーンコープのカタログに入っていた1枚の「ワーカー募集」のチラシ。「何の資格もいらない。自分の都合のよい時間に働ける」というのが気に入り、びすけっとの門をたたいた次第です。 それから長く続けたいという気持ちになり、働きながらヘルパーの資格を取りました。 今は月曜から土曜まで1日平均3時間働いています。調理、掃除、入浴介助、身体介助、買い物など、残念ながら得意分野はナシです。家事はそれぞれのお宅でやり方が違うことも多く、「障子の敷居は濡れた雑巾でふかない、きしむから」などと教えてもらいながら、スキルアップ(?)しています。 心に残っているケアがあります。片麻痺の方で入浴介助を行っていましたが、入院され、しばらく訪問サービスはお休みとなりました。退院され、入浴介助も再開となり、久しぶりにご自宅に伺うと、目にいっぱい涙を浮かべておられました。最初、「どうして泣いておられるのかな」とお気持ちを察することができずにいましたが、だんだんと「この日を待っておられたんだ」「私を待って下さっていたんだ」ということが分かりました。いつもと違わないこの日の訪問も、ご本人にとっては「我が家のお風呂に入る」ことがどんなにか貴重な時間なのだと悟り、あらためて心を込めて、気持ちよく入浴されるようお手伝いしました。 こんな経験のできる素敵なお仕事を、一緒にできる仲間がもっと増えたらいいなあと願っています。 ※写真2枚目:福祉相談コーナー@げんきくんのみせ本庄店にて、NヘルパーとEヘルパー。
2023-07-19 19:11:57

介護おうえん講座 あなたの困った!を応援します

「急に両親の介護が始まった」「仕事はどうしよう・・・」「家で看取りたいけど・・・」 などの悩みを抱えた方も沢山おられるのではないでしょうか。 そんなあなたのお役に立てればと思い企画しました。 どの回も、介護についての悩みや情報交換なども行います。 まだ介護経験のない方でもわかりやすい内容です。 どなたでもご参加ください。連絡お待ちしています!
2023-06-14 17:53:29

オレンジ庵再開!頭と体をもみほぐしました

6/10 “地域カフェ  オレンジ庵” を再開しました。 コロナ禍で3年間、お休みしていましたが、なじみのご近所さんも参加され、楽しく過ごせました。 まずは、おたっしゃ本舗(佐賀地域包括支援センター)作成の口腔体操や棒体操の映像を見ながら、自分の体調にあわせて、リズムよく体を動かしました。 懐かしの歌を歌ったり、脳トレのクイズを楽しんだりしました。 押し車で来られたご近所のTさんは、クイズを最初から2問立て続けに早押しで正解。拍手喝采でした。 日々、頭と心をもみほぐして、健康を維持することが大切ですね。 介護の疑問、困りごと、健康の秘訣、懐かし話、なんでも一緒に話しませんか? お茶をしながら、楽しいひとときを過ごしましょう! ◆次回:7月15日(土)13:30~15:30  参加費:100円(お茶代)  会場:びすけっと佐賀(佐賀市高木瀬東3-9-13)  連絡先:0952-33-4450
2023-06-03 16:26:24

地域カフェ☆オレンジ庵 再開!

コロナ禍の3年間、お休みしていた “地域カフェ オレンジ庵” を再開します! 介護の疑問、困りごと、介護保険のこと なんでも一緒に話しませんか? リズムにあわせて棒体操でリフレッシュもします。 お茶をしながら、楽しいひとときを過ごしましょう! 次回 6/10(土)13:30~15:30 参加費:100円(お茶代) 会場:びすけっと佐賀 連絡先:0952-33-4450
2023-05-04 19:44:48

月1回 “福祉相談コーナー” @げんきくんのみせ はじめました

ちょっと気になる、家族の介護や、自分の老後、地域の福祉... げんきくんの店本庄店の一角をお借りして、月1回程度、福祉相談コーナーを持たせていただくこととしました。 グリーンコープの組合員であり、ワーカーズとしても働く びすけっと佐賀のメンバーが お待ちしています。 介護に関するパンフレット類もいろいろ用意しています。 4/24(月)に1回目を開催。準備も手探りでしたが、数人の方が立ち寄ってくれ、話もはずみました。 商品の受け取り、野菜やファイバーリサイクルなどの買物の後、気軽にお立ち寄りください。 ★次回 5/16(火)11:30~12:30 げんきくんの店 本庄店
2023-04-10 17:30:50

 “おしゃべりの時間”

<身体介助、家事援助。それに加えて、大切な、ヘルパーの役割は?Nヘルパーの経験を紹介します> 自分の両親と夫の両親が訪問介護のヘルパーさんにお世話になり、大変助かっていました。母を抱き上げた時に「腰が痛い」と言われて、抱き上げのコツを知りたいと、ヘルパーの資格を取りました。そして、グリーンコープの福祉の考え方に共感して、びすけっとに加入しました。 自分の体が思うようにならなくなったことで、「もう死んだほうがまし」と言われる利用者さんもいます。かける言葉が見つからないことも多いのですが、少しでも笑顔になっていただけるように、その方の趣味や好きなスポーツやタレントなどをきっかけに話したりしています。 全身にまひがあり、多くの動作に介助が必要な利用者Aさん。洗濯、掃除、食事準備、清拭などの支援を行っています。Aさんは玄関飾りを毎月変えるなど、生活スタイルにこだわりがおありです。ヘルパーにできる支援には限界がありますが、「自分らしく生きる」ことを少しでも支えられたらと思っています。 “時間無い 半分聞いて 返事する 美味しく食事を 楽しんでね” 私が台所仕事をしていると、Aさんは車いすで近くに来られ、おしゃべりをされることがよくあります。私は時間を気にしながらも、お相手していると、Aさんは「いかんいかん、Nさんの邪魔ばかりする」と笑って、居室に戻られます。「話を聞いてもらう時間もあっていいのにあぁ」と愚痴られたりもします。 そんなAさんが先日、「こんなの明るく話すようになったのはNさんのおかげですよ」と言ってくださいました。外出もなかなかできず、日中は居室に一人でいることが多いAさんです。身体介護や家事援助などのサービスだけでなく、精神的なストレスがたまらないようにお手伝いすることも私たちの大切な役割なんだと肝に銘じて、これからも支援を続けていきたいと思います。 ※写真 ワーカーズ活動をいつもリードしてくれるNヘルパー
2023-03-09 10:08:29

掲示コーナー、リニューアル!

昨年の豪雨の時に破損し、取り外していた事務所フェンスの掲示物をリニューアルしました。ワーカーズ理事さんの手作りです。 大きな道ではありませんが、近くの小学校の生徒さんや地域の方もよく通られます。立ち止まって、見てもらえたら...そして、事務所に立ち寄ってもらえたら!と願うばかりです。
2023-02-18 16:00:17

“忘れない 病院玄関 とびきり笑顔”

<子育て真っ最中のヘルパーOさん、びすけっとで働き始めて3年目です。介護の世界に飛び込んでみてどんな経験をしたのか、振り返ってもらいました>⇒ 私は母が病気で入院したことがきっかけで、介護職員初任者研修を受けました。グリーンコープ活動を通じて知っていたびすけっとの方からのお誘いもあり、私にできるか不安もありましたが、せっかく資格を持っていたので、思い切って飛び込みました。 今は週に1~2回、45分、1時間、1時間半と、自分のペースに合わせて無理のない範囲で、高齢者と障がい者の方の買物と掃除の支援や同行援護などのお仕事に入っています。 介護の仕事をしているとお話すると、「すごいね」「偉いね」などとよく言われます。でも、みなさんが通常やってある家事が仕事になるので、偉くもない、普通のことだと思ってもらえればいいなと思います。 利用者さんから「どうもありがとう」「すごくきれいになって助かりました」など、直接感謝のお言葉をいただけてとてもうれしいし、有難いです。 少しでもみなさんのお役に立ちたい、元気づけたいと思って行かせていただいていますが、逆に元気をいただいて帰っているような気がします。 “忘れない 病院玄関 とびきり笑顔” ある利用者さんの病院付き添いに行かせていただいた時に思いついた一句です。その方は同世代ということもあり、好きな歌手のことやペットの話など、いろんなお話をしてくださいました。お母様は娘さんを思いやり、娘さんはお母様の体調をとても心配されて、お互いがお互いを想い合っていらっしゃる親子でした。 でも、突然、天国に旅立たれてしまいました。病院付き添いの一番最後にお見送りした時のとびっきりの笑顔が忘れられません。
2023-01-25 18:36:19

【ひい婆ちゃんヘルパーから、若い世代のみなさんへ】

<びすけっと佐賀発足当初からのヘルパー、NTさん。今も週1回のシフトとピンチヒッターの役割で現在も訪問サービスに入っています。NTさんから、びすけっとで学んだこと、みんなに伝えたいことを語ってもらいました。>⇒ びすけっと歴は25年目になります。その時その時を一生懸命やって来ただけですが、思い返せば利用者さんに恵まれていた気がします。利用者の方は私より人生の先輩の方がほとんどなので、多くの方々と出会い、学ぶことも多かったですが、辛い別れも多かったです。 ヘルパーは 時として、「女優になり 演技が必要」ということも学びました。 ある認知症の女性の方は、調理サービス中に期限切れの饅頭などを勧められることが度々有り、その度に「後での楽しみにします」と、エプロンのポケットに入れて、あとで処分していました。また、サービス中にペットの 犬の散歩に出掛けようとされることが何度もあったので、サービス中は鎖を隠し、サービスが終わってから「ここに有りましたよ!」と言って渡していました。 ほとんど寝たきりだった男性の方は、タバコが大好きで食後に必ずタバコを要求されました。家族からは体調のこともあり、1本だけとの条件で保管場所を聞いていたので、あちこち探すフリをして「1本だけありました!」と言って渡していました。嬉しそうに吸われていた顔が記憶に残っています。 びすけっとの仲間とは、仕事上の悩み事などを共有、情報交換もできるので、安心して仕事に入れるのは心強いです。居心地の良さに年を忘れ、気が付けば、浦島太郎になっていました。今年5月にはひ孫が誕生予定で、私はひい婆ちゃんになります! そんな私から、これからの介護を担う若い世代のみなさんに伝えたいことがあります。 人は誰でもが年を重ねて、高齢者になります。健康な高齢者もいれば、介護を必要とする高齢者もいます。自分が将来高齢者になったときに、人生の終盤を笑顔で安心して暮らしていける環境が近くにあれば、嬉しく幸せなことではないでしょうか。そのためには、若い時に住み易い環境の基礎つくりに汗を流す必要があると思います。「若い時の苦労は買ってでもしろ」という言葉があるように、頑張った経験は、将来、実と成って自分に返って来るはずです。 若い世代の方たちに、実際の介護の仕事の大変さもありのままに伝えた上で、この仕事だからこそ味わえる充実感ややりがいもいっぱいあるんだよ、ということをもっともっと伝えていけたらと思っています。 ※写真:時短調理法を仲間に伝授するNTヘルパー(右)

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