人生会議
近年「人生会議」という言葉を、よく耳にされると思います。「アドバンス・ケア・プランニング」(ACP)という取り組みで、厚生労働省はACPを「人生会議」の愛称で啓発しています。ん~よく解らない…と思われると思います。簡単に表現すると「人生最期の日が近づいた場合に備えて、どんなことを決めておくか?」「自分の意向や希望を誰に託すか?」決めておきましょう!ということです。高齢になってきたから準備するものではなく、全ての人に必要なことにように感じます。「もしも」急な事故や病気で、自分の意思を家族や身近な人に伝えられない状況になったら?死期が目の前に迫ってきたら?人生会議ノートに書いておけば「周りで支えてくれる大切な人たち」の役に立つかもしれませんね。(写真1:私の人生会議ノート 写真2:石蕗の花)水俣の秋
秋。少し冷たくて爽やかな風。美しい空。あっという間に咲いた秋桜。気が付いたら色づいている木々。銀杏の葉が風に吹かれてハラリヒラリと落ちてきて、少し寂しいような気持ちになったり。今この一瞬の美しさを感じていたいし、この一瞬の幸せを感じていたいですね。「母に一目会いたかったんです。」
コロナ禍で様々な配慮が必要になりました。先日、社会福祉法人グリーンコープのケアマネ合同研修がWebで開催され「コロナ禍で生活が変化し、人の本質が剥き出しになっている」という言葉が胸に響きました。失業、生活困窮、孤立、差別、自殺者の増加…。暗い気持ちになるワードばかりですが、その中で「本当に大切なモノ」も見えてきました。 コロナウイルス感染症が今年になって流行し「里帰り」も、気を使うようになりました。「親に会いたいけど、こっちで流行ってるから感染させないか心配。」「里帰りしたいけど感染対策でサービスが休止になったら親が生活できなくなる。」など…。 「認知症の母が一人で暮らしていて心配で堪らない。正月以来、一度も会ってない。一目で良いから母に会いたい。」と、県外から息子さんが車で何時間もかけて実家へ。マスク、フェイスシールドを着用し、アルコール消毒を念入りに。一目会いたいお母さんのもとへ。室内には入らず滞在時間わずか10分。久しぶりに会ったお母さんは、いつもどおり。長期間会っていなかったとか記憶になく、いつもどおり。息子さんは「どうしても母に一目会いたかった。会えて良かった。」とケアマネに報告の電話。大切なモノのために頑張った息子さん。 「本当に大切なモノ」って何でしょうか…。命、愛情、思いやり、少しの勇気、少しのお金、困った時はお互い様。「大丈夫?私に出来ることは何?」と聞ける少しの勇気…など。こんな時だからこそ「本当に大切なモノ」を見つめたいですね。ガラケーさん。ありがとう。
社用携帯電話がいわゆる「ガラケー」から、最先端な「iPhone」に換わりました。使い方に慣れようと必死なので脳は活性化。もの忘れの予防になりそうです。「解らない。教えて!!」と、ケアマネ二人が頻繁に私を呼びますが…私も解らないので(笑)教えるために必死に操作方法を覚えて、脳を動かしました。写真が綺麗に撮れます♪「iPhone」とっても嬉しいです♪ もう一つ。今まで私を助けてくれたガラケーさん。よく働いてくれました。時には酷使したこともありましたね。辛い時も苦しい時も。嬉しい時も。感動して心震える一報を聞いた時も。ずっと一緒でしたね。本当にお疲れ様でした。リサイクルされたら、また最前線で活躍してほしいです。元気いただきました!!
南九州豪雨災害、コロナウイルス感染症流行拡大…なかなか気持ちが晴れない日々。 先日、利用者様宅に伺った際「心が晴天になる景色」が飛び込んできました。少し目頭がウルウルしました。 畑いっぱいの向日葵が曇り空の中で一生懸命、太陽をおいかけています。みーんな同じ方向を向いてニコニコ咲いています。 なんだか「頑張れ!」と言われているような気持ちになりました。「ありがとう!向日葵さん!元気いただきました!」 ※尚この向日葵は後日、肥料になるそうです。水俣名産サラダたまねぎの栄養として生まれ変わります。南九州豪雨災害
7月3日の夜、信じられないような豪雨が…。深夜に携帯電話の緊急アラートが頻繁になり、防災無線で避難の呼びかけが何回もありました。「レベル5」との情報が入った時、豪雨の音に恐怖を感じて一睡も出来ませんでした。4日の早朝から利用者様への安否確認連絡。連絡がつかない方の家を訪ねようと、いつもの道を進むと…崖崩れして道路が崩落し電柱がぶら下がっているではありませんか!家に近寄れず安否が心配で堪りません。近隣避難所、市役所、包括支援センター、消防署と連携し情報を収集。「おばあちゃんが停電した自宅に1人でいる。元気そう。でも危ないから心配。」と消防団からの情報。民生委員さんが通れる道を案内してくださいました。家まで同行していただく道中、「大変危険なので避難してほしいと説得しましたが、避難しないと言います。ケアマネさんから説得していただけないでしょうか?」との相談がありました。一生懸命、説得しましたが「もう、この歳だし。避難したほうがストレス。どうなってもいいから家にいたい。」と言われました。「避難されないなら、私たちは何度でも様子を見にきます。どんなに危険でも、あなたを放っておくことは出来ません。」と伝えました。夕方になり隣県から息子様がきて説得され、息子様宅に避難することに。本人から連絡があり「ケアマネさん、民生委員さんが危険を覚悟して私を見に来る。その時に災害に巻き込まれたら悲しい。みんなのために避難します。」と言われました。高齢者は「世の為、人の為」という気持ちの方が多いですね。激動の時代を「世の為」「人の為」に一生懸命生きてきた人たちです。心動かす魔法の言葉は「周りの方のため」ですね。末文になりましたが、支えていただいております地域の皆様の暖かさに感謝いたします。梅雨の晴れ間(*^_^*)
6月23日の水俣市久木野。この地域は水俣市の山間部で景色が素晴らしい所です。水俣は美しい場所が沢山あり、訪問が楽しみで仕方ないです♪久しぶりに更新します(*^_^*)
今まで経験したことがないような事が起こっている今日この頃です。「コロナ禍」というワードを毎日、目にします。 うがい、手洗い、検温、マスク、ステイホーム…。目に見えない小さな小さなウイルス。見えない敵は怖いですね。 ケアマネジャーの仕事スタイルにも工夫が必要になりました。みんなで知恵を出し合い、日々更新される情報を共有し、また打たれ強くなれた気がします。 一生懸命やっていたら時間は、あっという間に過ぎますね(^_^;)まとめてUPします。 (1)水俣市湯の児の夕日:水俣のワーカーが撮影した夕日。癒されます。(2)エンドオブライフ研修:終末期の利用者の心の葛藤に寄り添うスキルほっと白梅さんと合同で事例検討会(*^_^*)
2月17日(月) ほっと白梅さんと合同で事例検討会を行ないました。 「歩行状態が不安定で転倒リスクが大きくなっているがサービス利用に繋がらないケース」 あー!もどかしいですね。なんとか解決の糸口を見出したい事例です。 本人の支援も家族の支援も必要。ケアマネジメントは支援の幅が広がっています。 支援のポイント&キーワードは「母心」でした。 おかげさまで、とても有意義な時間となりました。 ほっと白梅のケアマネ様たちに感謝!!ありがとうございます(*^_^*)事例報告検討会
2月10日(月) 博多の九州ビルにて事例報告検討会が開催されました。 (*^_^*) 社会福祉法人グリーンコープ全ての事業所から1名ずつ参加♪ 午前中は事例報告会。午後は事例検討会。 真剣に楽しく学ぶことが出来ました。