2024年 2023年 2022年 2021年 2020年 2019年 2018年 2017年 2016年 2015年 2014年 2013年 2012年 2011年 2010年 ●2024年12月15日号 例年になく暖かい11月14日。 抱樸館の入居者の応援を受けながら、園児たちが真剣な顔で、大きなサツマイモをツルごと引っこ抜きます。今年のイモは大きかったり、小さかったり、いろいろでした。 収穫が終わっても、子どもたちは畑の中で、だんご虫やみみずやかたつむりをとったり、土団子を作ったりと思い思いに楽しんでいました。 ●2024年12月1日号 抱樸館福岡では退居時に"新しい生活を始める皆さまへ"アンケートをお願いしています。退居された方のアンケートの一部をご紹介します。
70代の男性 新生活が始まり、また仕事のできる喜び、あと何年できるか分からないのですが、新生活をしていくなかで、また何か困ったことが起こるか分かりません。その時はみなさまの力、支援をお願いするときが来るか分かりませんが、ご支援を宜しくお願い致します。がんばって生きていきます。
スタッフより ●2024年11月15日号 抱樸館福岡では退居時に"新しい生活を始める皆さまへ"アンケートをお願いしています。退居された方のアンケートの一部をご紹介します。
20代の男性 これからは、食事に気を使い、適度に運動するなど、健康的に生活していきたいと思います。相談ごとや日々のサポートなど、いろいろとありがとうございました。今までお世話になりました。
スタッフより ●2024年11月1日号 9月27日(金)、納骨式と偲ぶ会が開催されました。山迫がレポートをお届けします。
篠栗町にある極楽霊園の共同墓「絆」にて、今回で11回目になる納骨式がしめやかに執り行われました。入居者と卒業生、職員が参加し、今回は1名の方の納骨を行いました。 その後、抱樸館食堂にて、偲ぶ会が行われました。2019年の第2回偲ぶ会を最後に、コロナ禍は開催を見送っており、今回は3回目・5年ぶりの開催となりました。前回の偲ぶ会以降に亡くなられた方の写真が並べられ、開式前には参加された方同士で、故人を想いながら思い出を話す姿が見られました。 偲ぶ会は青木館長の開式の挨拶から始まりました。抱樸館を退居後、関わりは薄くはなるが一生続くこと、故人を忘れず偲ぶ会を定期的に開催することは大切にしていきたい、とお話しがありました。 次に、えにしの会会長・藤田さんからは、暑い中納骨が無事に終わったこと、身体に気を付けて過ごしましょう、と挨拶がありました。 その後、今回偲ぶ故人の方々が紹介され、その中から4名の方の思い出が親交のある職員や卒業生から語られました。抱樸館のために活動された日々のこと、まっすぐで職人気質な性格からぶつかり合ったこともあったこと、抱樸館入居中に癌が見つかりあっという間に召された方のこと、地域の老人会で一緒に活動したり晩年は心配して訪問を繰り返し見守りを行っていたこと等、親交者が時に涙しながら故人を想う時間となりました。その後、参加者みんなで献花を行い、えにしの会やお墓の案内がありました。 松藤副館長より、先日視察に来られた厚労省の方から共同墓を持っていることについて関心を示されたこと、この会の間とてもあたたかい気持ちになったこと、今後も開催・参加していきたいと話しがあり、閉会となりました。偲ぶ会の後は、津屋本町公民館をお借りし、卒業生・職員で抱樸館の厨房の特製お弁当をいただきました。 今回の偲ぶ会の対象者に、私が担当していた方が30名ほどいらっしゃいました。おひとりおひとりに思い出されるエピソードがあり、懐かしさや寂しさ、色んな感情が湧き、故人を想うこの時間もまた大切にしたいと思う次第でした。そして、卒業生とこのような機会に集い、語り、会食できることをうれしく思いました。また来年も元気に集えることを願っています。 ●2024年10月15日号
10月12日(土)のきずな祭はとても楽しい一日でした。 ●2024年10月1日号 今年のきずな祭を10月12日(土)11時~15時に開催します。 ●2024年9月15日号 抱樸館に入居するにあたって「私はこのように頑張ります」、「私の目標はこうです」といった作文を書いてもらっています。 40代・男性
野宿して3日目、抱樸館で拾っていただけて、今は人としての生活を取り戻せたと思っています。寒さと飢えの中で何も考えられなかった時からして今は感謝しかありません。 50代・男性
今回、多くの偶然と多くの人様のお力添えのおかげで、生活再建への第一歩となる機会を与えてくださったこと、まことに感謝しております。 ●2024年9月1日号 抱樸館に入居するにあたって「私はこのように頑張ります」、「私の目標はこうです」といった作文を書いてもらっています。よく新年に「抱負」を語るように、節目のときに目標を立てることは大切なことだと思っています。 今回からシリーズで数名ずつご紹介いたします。 50代・女性 振り返れば大人になってからは、波乱万丈の人生だったように思います。若いころとは、180度違って体調面にしても体力面にしてもかなり落ちたなと痛感する日々です。けれど、最後にもう一回チャンスがあるのであれば、立て直しに向けがんばりたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。 60代・男性 私は車の中で生活をしていましたが、警察から移動するように言われました。しかし、車検が切れた車で移動できず、役所に相談に言ったら、抱樸館を紹介してもらいました。集団生活なので、戸惑っていますが、どうぞよろしくお願いいたします。 ●2024年8月15日号 次回のカフェさんぽみちは、9月13日(金)13:30~15:30までです。夏季限定!アイスクリームの販売もありますよ♪
みなさまのご来場をお待ちしています! ~お墓参りに行ってきました~ 8月13日(火)、えにしの会会長 藤田さんと一緒に、お墓参りに行ってきました。とても暑い日で、「絆」に眠る60名の方もこの暑さにびっくりされているだろうね、と話しながら手を合わせてきました。 ●2024年7月1日号 次回のカフェさんぽみちは7月12日(金)です。
どうぞみなさん、お誘いあわせの上、カフェさんぽみちにお越し下さい。 ~山ねこキッズカフェ大盛況でした~ 6月14日、フリースクール山ねこ(篠栗町)のkidsカフェが開催されました。
多くの方に楽しんでいただけたようでしたので、また機会があれば山ねこキッズや九州大学落語研究会のみなさんに、ぜひお越しただきたいと思います。ありがとうございました! ●2024年6月1日号 コロナ禍を経て、3月から料理練習会が再開されています。今回は、元職員の竹尾さんが、お子さんと参加され、レポートしてくれましたのでご紹介します。 元職員の竹尾です(現在は池ですが、在職中の姓で失礼します)。 退職した2018年以来なので、約6年ぶり。コロナ禍にて長く活動休止中と聞いていたこともあり、どんな雰囲気になっているかな…とドキドキしながら、開始時刻よりやや遅れて到着すると、たくさんの参加者(21名でした)でワイワイ賑やかに行われていました。 手際よく料理を進める人、その様子を眺めている人、和やかに会話する人…ああ懐かしい〜と、以前と変わらないその空間を目の当たりにして、なんだか嬉しくなりました。 今回のお料理は、パスタ2種類(タケノコペペロンチーノと茄子とトマトのチーズパスタ)と聞いていたので、オシャレなメニューだな〜どっちを食べようかなあ〜と迷っていたら、まさかの1人2種類でもの凄いボリューム。 参加者の年齢層は結構な高齢だと思うのですが、皆さん意外とペロリと食べておられビックリ!でもたしかに、ペロリといけちゃう美味しさで、副菜のズッキーニは初めて食べるという方も多かったようです。自分ひとりではなかなか食べることがないメニュー、食材を食べる機会になるのも、料理練習会の醍醐味ですね。美味しい料理を食べながら、再会した懐かしい方々の近況を聞くこともできました。 料理練習会が始まって、もう何年になるでしょうか?10年は経っているかな…以前と変わりなく、思い思いに過ごせる楽しくて面白い空間がそこにあり、数年ぶりにまた参加できたことにじんわり感動のひとときでした。変わること、変わらぬこと、それぞれあると思いますが、行けば笑顔になれる料理練習会、これからも長く続いてほしいです。私もまた参加するので、皆さんもぜひご一緒しましょう!! 料理練習会は、2011年2月に抱樸館福岡で始まりました。規模が大きくなり、2012年8月からは、津屋本町公民館をお借りして実施しています。現在は毎月第一土曜日に、実施しています。参加ご希望の方は、お気軽に抱樸館までご連絡ください♪ ~「飲酒運転防止」研修会を開催しました~ 桜舞う4月、抱樸館福岡にて「飲酒運転防止」DVD視聴会を開催致しました。 当初は職員向け研修として企画をしていましたが、青木館長から「せっかくの機会だから入居者の皆さんにもお声掛けして、みんなで飲酒運転防止について勉強してはどうでしょう」とご提案を頂き、当日は入居者の方々と館長始め職員合同で飲酒運転防止について学びました。 本研修を企画させて頂いた経緯は、私がNPO法人ASKの「飲酒運転防止インストラクター」の資格取得に向けて学習をしていた中で、非常に分かり易く有益なDVD教材だと感じ、是非とも職場研修で共有したいと思ったからです。因みに本認定資格は現在、全国でアルコール依存症についての講演をされておられる元TOKIOの山口達也さんも取得されているそうです。 当日の研修内容は、飲酒が運転に及ぼす影響や自身のアルコール許容量を知ることの重要性、アルコールの分解時間など、アルコールに関しての基礎知識から、飲酒運転による事故の悲劇やアルコール依存症についてまで幅広く学びました。 特に昨今、朝の通勤時にアルコールが体内に残っていた為に起こる飲酒運転事故や検挙される事例が増加しています。研修に参加された入居者や職員からは、「飲酒に関して初めて知ることも多く大変勉強になりました」「アルコールの分解時間はビール1本でも4~5時間も掛かるのですね」「寝酒の習慣と睡眠時無呼吸症候群やアルコール依存症との関連性など、今後、気を付けていきたいと思いました」等の感想が聞かれました。 現在、抱樸館福岡では毎朝の朝礼時に全職員に運転免許証の提示、職員輪番制で安全運転についての一言宣誓と皆での唱和、全社用車の車両点検を毎日行っています。職員は通勤時の自家用車の運転だけではなく、業務上、社用車に入居者の方をお乗せする機会も多く、職員の安全運転への更なる意識向上に繋がる有意義な研修であったと思います。 (レポート:相談員冨永) ●2024年5月15日号 2023年9月に開催した、フリースクール山ねこ(篠栗町)のkidsカフェ。 フリースクール山ねこ はんどらびんぐチーム ONE!さんのハンドトリートメントもありますよ。 さらに、九州大学落語研究会の落語もあります! 来ないともったいないですよ~。 ~職員紹介・冨永さん~ 抱樸館福岡に入職して早10か月になります、冨永と申します。現在私は一時生活支援事業(シェルター)の担当相談員として、主に障がいがあったり、ご高齢であられたりなどの様々なご事情により就労による自立が困難な方々の支援に携わらせて頂いております。経験豊富な諸先輩方に日々学ばせて頂き、また支援の現場で学ばせて頂くことも多いのですが、併せて入職以来、様々な講座や研修を受講させて頂いたりと充実した毎日を過ごさせて頂けていることに感謝で一杯です。 抱樸館福岡に入居された方が自立に向かう過程で「もう一度笑顔を取り戻せるように」、私自身が日頃から笑顔を忘れずにいたいなと思っています。 ●2024年5月1日号 (2名の方からのレポートです) Uさんの葬儀が執り行われました。
おとむらい牧師隊の日本キリスト教団・青木牧師によるお葬式が執り行われました。 皆さま、お久しぶりです。
NPO法人おとむらい牧師隊 ●2024年4月15日号 3月30日(土)、卒業生12名、職員6名、総勢18名にて、しめやかに納骨式が執り行なわれました。2018年12月に社会福祉法人グリーンコープが建立した抱樸館の共同墓「絆」ですが、その時から納骨式を基本、春と秋に執り行い、今回で第10回を迎えました。今回は8名の方が納骨され、60名となりました。 「聖書のヨハネ14章という箇所に次のような言葉があります。 続いて、納骨する8名の方々のプロフィールを久保主任より紹介いただいて納骨。そして参列者全員で、一人ずつお焼香をあげ、お参りしました。「絆」には、200口(こう)まで納めることができます。 (レポート:相談員 中野) ~ お花見を開催しました ~ 3月30日(土)納骨式の後、うららかな日差しの中、箱崎公園においてお花見を催しました。 ソメイヨシノ、ヤマサクラは5分咲のちらほらでしたが、オオシマサクラは綺麗な白い花を咲かせていました。卒業生20名、入居者5名、職員9名、元職員2名、総勢36名での賑やかな催しとなりました。 最初に、4月から新館長に就任した青木館長の紹介・挨拶、「えにしの会」藤田会長より再任の挨拶、卒業生を担当するチーム職員の挨拶を行いました。その後は全員で歓談、話しの内容は「あっちが痛い、こっちが動かん。」と体調・健康の話が中心ですが、見慣れた顔、久しぶりの顔、新たな顔、を確認し合い、楽しい話の場となりました。 歓談の後は、抱樸館厨房で作成の豪華なお弁当タイム。結構なボリュームでしたが完食された方が多くあり、皆さんの元気な様子がうかがえました。 最後は「来春のお花見は100人の参加を目指します!」と青木新館長からの豪語な挨拶で笑いの花を咲かせ、お開きとしました。 (レポート:相談員 宮原) ●2024年4月1日号 退任のごあいさつ -宝物- この度は、抱樸館福岡の館長として3年間務めてきましたが、3月31日をもって退任することとなりました。館長として抱樸館福岡に赴任してからは、怒涛の日々を送っていました。私の人生におけるこの3年間は、かけがえのない宝物です。たくさんの人と出会い、共に笑ったり、共に泣いたり、共に誰かを心配したり、ケンカしたり、そして、卒業されたりお亡くなりになったりという別れ、多くのことを経験させていただきました。 ありがとうございました。みなさん、お元気で。また、どこかでお会いしましょう。 早野 誠 ~抱樸館福岡、新館長 青木着任のご挨拶~ みなさま、こんにちは。 2010年(平成22年)当時、行政の概数調査では、全国に13,124人、福岡市では969人のホームレスの方を確認していました。2023年(令和5年)では、全国で3,065人(23%)、福岡市では144人(15%)まで減少しています。ホームレス支援の施策が進んで10年前と比べて体制が整いました。町でもホームレスの方、野宿生活者の方は見かけることが少なくなったかと思います。では、「ホームレス問題」は解決されたのかと問われたら、「まだ解決していない」「まだまだ息の長い取り組みが必要だ」と言わざるを得ません。 現在、抱樸館福岡に入居される方のなかには「路上生活(野宿)を経験していない」という方が多くいらっしゃいます。「ネットカフェで暮らしていた」という方もいれば、「3日後には家賃滞納で強制退去になります。どこか身を寄せる場所がありますか?」とか、「日払いの会社寮で長年暮らしてきたのですが、病気をしてしまって働けなくなりました。寮は出ていかなければいけません」というような相談が多くなっています。 そのような相談は、家族や友人にできないからこそ、抱樸館に相談されるのだと思います。「ホームレス問題」の本質は、「ホーム」と呼べるような家族的関係が「ない(レス)」ということですから、やはり「ホームレス問題」は解決していません。孤独や孤立が課題となっている昨今、抱樸館は、やはりこの現代社会に必要な施設です。 家があるとか、ないとか、そのようなことではなく、必要な方には利用してほしいと思っています。例えば、ひきこもっている方々にも利用してほしいし、家族関係で悩んでいる方も利用されて大丈夫です。年齢は10代でも80代でも、男性も女性も、さまざまな性の方も、病気があっても、障害があっても、抱樸館が対応できる範囲であれば、利用してほしいと思っています。抱樸館は児童の施設でも、障がいの施設でも、高齢の施設でもありません。さまざまな方が利用できます。日住(日常生活支援住居施設)ができたことで、福岡市以外の方も利用できるようになりました。抱樸館を利用していただくなかで、元気を取り戻し、新しい出発のお手伝いをしたいと思います。 抱樸館の運営には、さまざまな方の応援を必要としています。「抱樸館を支える会」の会員さん、食材を提供してくださるメーカーや生産者の方々、カフェや料理練習会のボランティアも募集中です。 精一杯がんばります。今後とも、抱樸館福岡を宜しくお願い致します。 ~退職される藤浦さんよりメッセージを頂きました~ この度、退職するにあたり、メッセージをとの事でしたので拙いながら思いつくまま抱樸館について綴って行きたいと思います。抱樸館がどういった活動をしているかもよくわからないままのスタートから早3年が経ち今回退職の運びとなりました。 改めて自己紹介させていただきます。日報・経理補助を担当させて頂いていました藤浦と申します。私が最初感じた事は、ホームレス支援の多様性でした。安心して暮らせる環境(住居・食事・金銭・対人関係等)が整えば多くの問題が解決するのではないかと考えていましたが、それはとても甘い考えだと実感させられました。それに対応なさっている担当者の方々の努力にただただ頭が下がる想いでした。ここに来るまでに、いろんな事があり人がいる分だけその人の背景に違いがあり、それを踏まえた上での支援の大変さを目の当たりにする毎日でした。そこで学んだことは、人と人との距離感の重要性でした。受付事務という立場上、利用者さんと担当者との橋渡しという事を特に意識して仕事をしていたように思います。 ●2024年3月15日号
小春日和の快晴の中、多々良校区歩こう会が開催されました。 抱樸館からは、早野館長・青木副館長・河野相談員・入居者8名・卒業生2名と大所帯で参加をさせて頂きました。今年はバードウォッチングイベントもあり、双眼鏡を片手に熱心に観察されてる方々も多数いらっしゃいました。行きは良い良い帰りは・・・・・。歩幅も段々と遅くなり、帰り着いた時は少し疲れた様子でした。 何気なく見ていた景色の中に、素敵な発見と出会いがあり豪華なお弁当と参加賞も頂き、達成感と笑顔をお土産として皆さん帰路に着きました。 最後に、開催にあたりご尽力頂きました実行委員会の皆様方心より感謝致します。有難うございました。 ●2024年3月15日号
暖かい日が続いたせいか我が家の梅は早くも散ってしまいました。 最初に抱樸館に来たときはグリーンコープの職員で、開館前の見学に随行する業務でした。真新しいピカピカの抱樸館でした。それから暫らくして抱樸館を拠点にした支援事業に参加し、困窮者自立支援相談事業所、NPO抱樸の職員を経て、2017年に抱樸館に戻ってきました。主任や副館長を経て、現在はパート職員として勤務し、主に抱樸館を卒業された方の対応や居住支援法人の業務を中心に活動しております。 25歳から生協(その頃はグリーンコープではありませんでした)に勤務させていただき、実にいろいろな業務を経験して来ました。グリーンコープを60歳で、NPO抱樸を65歳で、そして本年70歳を迎えました。 「まだ働けるかもしれないなぁ」と思いつつ、「でも一生はできないなぁ」とも思い、引退をきめました。長く働いてきましたが、人と係らない仕事はありませんでした。中でも、抱樸館福岡はその人の人生により深く係る仕事です。大変なことや頭を悩ますことも多いですが、とても大切な時間です。 残った職員の皆様、お身体と心の健康に気をつけて進んでいってください。あと1ヶ月もすると、抱樸館福岡の桜も見ごろになります。桜の花に送られて抱樸館を去ろうと思います。 長い間本当にお世話になりました。ありがとうございました。 ●2024年2月15日号 2月3日(土)節分の日に、日頃はなかなか食べられないお寿司屋さんの「恵方巻き」を準備しました! 「今年の恵方はどっち?」とか、「やっぱりお寿司屋さんのはうれしいね~」などの声が上がっていました。今年の恵方は、東北東!みなさん、おいしい、おいしいと丸かぶりされていました。今年は、ねり天がのったおそばも添えました。これからも、季節の行事は大切にしていきたいと思います。 ●2024年2月1日号 抱樸館に入社して早4ヶ月になります。藤元と申します。全く違う畑で働いてきた私にとって生活困窮者の自立支援は全てが初めての経験でした。現実にここまで人の人生に深く関わるなんて想像を超えていました。そして支援の種類や方法も多岐にわたり驚きの毎日です。経験豊富な素晴らしい諸先輩方に恵まれ多くを学ばせていただいております。 ●2024年1月15日号 2024年最初のカフェさんぽみちを1月12日に開催しました。天候が悪く、寒さもあった影響か、前回開催した時に比べ、少し来店者は少なかったですが、久々に来館された卒業生も見えられ、ともにひとときを過ごしました。現在は1か月に1度の頻度で開催しています。カフェさんぽみちは、人間関係の薄まりが社会問題となっている時代において、卒業生同士がカフェの場で再開することや入居者が新たに関係が結べる場所、また地域の方々も集える場所でありたいという想いがあります。 今回は卒業生、入居者、職員計45名の方がご来店されました。最近の出来事や、ちょっとした悩み事など会話が弾みました。 カフェさんぽみちは毎月第2金曜日に開催しています。 開店:13時30分 上記の時間にて開催しています。是非、お越しください。次回は2月9日(金)の予定です。お待ちしております♪ ●2024年1月1日号 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 『元日の抱樸館福岡』 ~お知らせ~ ☆1月12日(金)カフェさんぽみちオープンします☆ 13時30分 開店 1杯100円でで、どなた様もご来店いただけます。 |