私が作った自慢の作品
「この熊さん、私が編んだのよ!可愛いでしょ?」訪問の際、担当のご利用者が嬉しそうに見せてくれる手作りの編みぐるみ。毛糸で一つ一つのパーツを編んで作りながら、何体も自慢の熊さんを完成させる手先の器用さと言ったら!!利用先のデイケアに持っていったら皆さんに喜ばれたとのことで、デイケアがお休みの日は手仕事で忙しい…と言いつつ、生き生きとした表情をされていました。ふれあいいきいきサロンで介護保険のおはなし
地域包括支援センターから講話を依頼され、ケアマネ4人で「介護保険」について話をしてきました。「まだ元気だがどんなサービスが利用できるのか知りたい!」「家で生活できなくなって、私の年金で施設に入るところがあるの?」など介護保険に関心をもって積極的に質問がありました。参加者4人でしたが和気あいあい楽しい時間を過ごせ、あっという間のひとときでした。参加くださった皆様、ありがとうございました。世界アルツハイマーデー・街頭活動に参加しました
国際アルツハイマー病協会は、1994年の国際会議で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー・認知症について考える日」と定めています。日本では今年の1月1日から、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が施行され、9月21日は「認知症の日」となりました。佐世保では、佐世保市地域包括支援センターや認知症の人と家族の会、佐世保市グループホーム連絡協議会の関係者が協力し、アーケードで街頭活動を行なっています。今年も、この活動に参加をしてきましたが、関心を持って声をかけてくださる方、まだまだ自分には関係ないと言われる方など、町の声は様々でした。毎年9月になると、長崎県と認知症の人と家族の会の協力により、オレンジライトアップ活動(認知症のシンボルカラー)が実施されます。今年は西海市や南島原市など、新たな場所でライトアップが実施され、県内8市19か所で点灯しました。(写真はハウステンボス ドムトールン)。認知症になっても安心して暮らせる社会となるよう、皆様お一人お一人が、少しでも、この病気について、関心を寄せていただけたらと思います。(日付けをクリックすると他の写真がみれます)お盆を迎えて
90歳を超え、できないことが増えてきても、一人での在宅生活を強く希望されたB様。介護サービスで足りない部分は民生委員さん等地域の方に支えていただきました。ご家族は遠い県外で、コロナ禍と高齢で面会がかなわず、電話や郵便でのやり取りでした。そんなB様が体調不良となり、駆け付けてくれたのは、60年ほど前に会ったことがある少年2人でした。すでに定年を迎えた2人から声をかけられてもわからず、ご兄弟からのテレビ電話でやっと理解された様子でした。ご家族の協力を得ることはできましたが、「ここが自分の家。どこにも行かない」と意志は固く、ご家族も最終的にB様の意思を尊重することを選択しました。お盆を迎え、ふっと思い出した事例です。自己決定を貫かれたB様。今は安らかに眠っておられると思います。生活再生支援事業の研修に参加しました
7月14日、当法人の社員総会に続いて、生活再生支援事業の研修があり、参加しました。生活再生は、主に経済的問題を抱えている方への相談対応や貸付、金銭教育、消費生活支援を行う事業です。相談者が抱えている問題は、非常に複雑化しており私たちケアマネジャーとしても実感するところです。 例えば、無職無収入、低所得、多重債務、ギャンブル依存やアルコール依存の生活、ホームレス、また、周囲の人たちは問題視しているが、当事者自身が、困り事として認識していないなど、内容は様々です。このような個々が抱える諸問題に、平成18年、グリーンコープ福岡がいち早く注目し、取り組んできたこと、また、長崎県下においても各地域で、多くの相談支援をしていることを、今回の研修で知ることができました。講師から、個々の問題の早期解決にむけて取り組むことは大切だが、相談者やその家族と信頼関係の構築に努めることが大変重要であるというお話がありました。日頃、ケアマネジャーとして相談支援業務をしている私たちにも、とても心に残るお話で、実務に生かしていきたいと思いました。合同事例会議に参加しました
先日、他法人との合同事例検討会に参加し、他事業所のケアマネジャーや生活支援コーディネーターの方を交えて、担当するご利用者についての事例を挙げさせてもらい助言をいただくことが出来ました。今回の事例は、要介護の方で独居、身寄りがなく、今後の生活のために成年後見制度を促すが拒否されている方についてです。緊急時や施設入所等の対応がスムーズにできない恐れがありますが、本人は理解を示されません。皆さん「難しいなあ…」と腕組みして一生懸命助言をくださいました。その中で「市の保健師や地域包括支援センターとはこまめに情報共有しておくことは大事」「困ってからでは遅いので、事前に協力者を作って地固めしておくといい。」と意見があがりました。本人の意思を尊重しながらも、困りごとが出てきたらすぐに対応できる準備や流れの確認が大事だと改めて学んだ会議になりました。ある日の出来事
認知症があっても、一人で暮らしたいという思いを尊重して支援していく中で、外出して自宅がわからなくなり迷われ警察に捜索を依頼することがありました。見守りカメラやGPS携帯など最新の機能を取り付けていても、それらを外しての外出でした。以前も一時行方不明になられたことがあり、危険なリスクを考えると、本人の意思をどこまで尊重すべきなのかケアマネジャーとして悩むことがあります。 「思いを汲み取り、寄り添いながら、本人が納得し意思決定」ができるように支援したいと日々努力しているつもりですが・・・。 相談援助技術を磨いていきたいと思います。地域の課題ってなんだろう
令和6年3月29日清水地域包括支援センター主催の「地域包括ケア会議」に4人で参加してきました。3人の生活支援コーディネーターの活動報告を聞いて、地域の生活支援ボランティア団体が着実に根付いてきているのを感じました。在宅生活を介護保険サービスでまかなうには限りがあり、小さなお困りごとの解決には、生活支援ボランティアとの連携がますます必要になると思います。後半はグループに分かれ地域課題を検討しました。どこのグループも「外出困難な方への移動手段・移動支援の体制づくり」を挙げていました。バスの減便・訪問介護事業所の減少などで自分たちではできない部分は、みんなで声を上げて行政をも巻き込む必要があると意見がでました。住みよい街を目指して!実習生がきました
3月の中旬に、3日間実習生を受け入れました。実は、ケアプランセンターさせぼにとっては初めての実習生で、私達は受け入れる前から緊張とドキドキでした。きっと実習生も同じだったと思いますが、私達の方が上だったかと・・・。日を増すにつれ緊張がほぐれてお互い笑顔になり、最終日にはケアマネジャーの仕事に興味を持ちましたと嬉しい一言を聞くことができました。私達も指導しながら新たな気付きや学び直す機会を持つことができました。実習生の方はまだこれから書類の提出や研修が続くとのこと。現場実習がいかされて無事に終えられるよう、事業所一同願っています。新米ケアマネ奮闘記 最終回
こんにちは!ケアプランセンターさせぼの溝上です。3月に入りずいぶん暖かく春らしい陽気を感じるようになりましたね!皆さんは花粉症は大丈夫でしょうか? 私がケアマネになってもうすぐ1年が経ちます。あっという間の一年を駆け抜けましたが、今では担当件数も先輩ケアマネに並ぶまでとなり、まだまだ悪戦苦闘しながらですが頑張っています。この1年で本当にいろんな経験や学びがありましたが、まだまだ私には知識や経験が足りないことを実感する毎日です。ケアプランセンターさせぼは、新しい先輩ケアマネも増え、新しい風が吹いている真っ最中です。これからも地域の方のより良い支援ができるよう、一丸となって頑張っていきます。