配食弁当の試食をしました
今日は、食事の確保に困られている利用者に紹介している配食弁当が、実際、どのようなお味かを、実食させていただきました。佐世保市の数ある配食サービスの中で、「宅配クック1・2・3」のお弁当のご協力を得て試食となりました。 様々に用意してある食事形態の中で、「やわらか食」「たんぱく・塩分調整食」「健康ボリューム食」の3つを選びました。①「やわらか食」(内容は牛肉のオイスター炒め、コロッケ、菜の花の辛子和え、豆ひじき、マンゴーシロップ漬け)食塩相当量1.7gですが、しっかりした味付けで、舌でつぶせるくらいの硬さです。寝たきりで歯がすっかりなくなってしまったMさんに紹介したいなあと考えながら試食しました。彩や形状を目で楽しむ大切さも感じることができました。②「たんぱく・塩分調整食」(内容は赤魚のトマト煮・ささがききんぴらごぼう・桜エビ入りパスタ・切り昆布煮)やわらか食と比べるとカリウム、リン、たんぱく質が半分の栄養価となり、炭水化物が倍になっています。慢性の腎臓病のかたにはうってつけかも。食塩相当量は1.7gとやわらか食と同じでした。③「健康ボリューム食」(メニューはネギ塩豚ロース焼き、青梗菜の青海苔入り煮びたし、揚げ茄子の生姜醤油あんかけ、桜エビ入り和風パスタ、切り昆布煮、ささがけきんぴらごぼう)さすがにボリューム食はすべての栄養価が高いだろうと思いきや、他の2つと違うところは食塩相当量が3.2gと倍だったことだけで、カロリーもたんぱく質も脂質も炭水化物も同じくらいでした。私たちケアマネが配食弁当の中身をしっかり知っていることは、利用者にとっても良い情報を得ることになります。病気により制限食を家庭では作れないなどの場合にも便利です。歯がすっかりなくなってしまった方にもおいしく食べられるメニューがあります。他の配食サービスに関してもこれからもっと情報を得たいと思いました。出前ふまねっとを行ってきました
「出前ふまねっと」とは、私たちが「えくぼサロン」でおこなっているふまねっと運動をほかのサロンで楽しんでもらうことです。清水地域包括圏域のサロンを応援するためにつくっている「チームレインボー」のメンバーとして、今回はサポーター3名で八幡町のサロンを応援に行ってきました。初めて行うふまねっとに皆さん楽しんでくださり、90代の女性が5名もいらっしゃるのですが、どの方もサポーターに腋窩を介助してもらいながらも頑張られ、にこにこでした。「サロンの代表さんが、いつもと違ってしっかりされている。」といわれ、新たな刺激となったようです。今日一緒に行ったステップは「たなばたさま」。いつも季節に応じた歌を選んでいます。織姫バージョンと彦星バージョンのステップを踏みながら、手をつないで、ふまねっとの天の川を二人で渡っていきました。どの方も初めてとは思えないほどで、思わずたくさん写真を撮らせていただきました。他法人と共同事例検討会
6月15日、三か所の他法人と合同の事例研修会に参加しました。テーマは「取られ妄想のある一人暮らしのご利用者支援について」。物盗られ妄想のため、訪問してくれる介護事業所のヘルパーさんが物を持って行った、お金が紛失したと言われ、そのたびに事業所が変わるという事例でした。認知症の方への対応としてどのようにすればよいのか、利用者に寄り添うのか、執拗な疑いのかけられ方をした事業所の立場はどうなるのか、意見を出し合いました。この事例の場合、警察の介入があったのですが、結果、物事をきちんと感情を入れずに解決できたこと、他県にいる息子さんも事の次第を重く受け止め、施設を考え出したとか、地域の人も状況がわかって見守っていこうという姿勢にかわったなど報告されました。地域の中にいる佐世保市生活支援コーディネーターさんの話では、地域や包括にもっと早く相談をかけてもよかったのではないかと反省の言葉がありました。今、この事例の方に、また別の事業所が入っていますが、事業所のヘルパーさんを守るために、どんなことに気を付け入るかも意見を出し合いました。2人で訪問する、バッグなど何も持って入らない、その方の信頼を置ける人を見つける、包括や、公民館の館長さんなどとの連絡を密にするなど意見が出ました。認知症だからこそ、多くの人の見守りの目をもって接していくことの大切さを学びました。働く仲間募集
こんにちは。グリーンコープケアプランセンターさせぼです。今、一緒に働いてくれる新しい仲間、介護支援専門員を募集しています!地域の中で、ご利用者一人ひとりに寄り添い丁寧に支援しています。経験者大歓迎ですが、未経験でもやる気のある方大歓迎です。まずは、お気軽にお電話ください。認知症サポーター養成講座の講師を務めました
5月11日、去年に引き続き、佐世保中央高校の通信制が開催する認知症サポーター養成講座の講師を務めました。今年は17人も参加してくださり、キャラバンメイトとしては嬉しい限りでした。10代の生徒さん12名、20代2名、40代1名、そして先生2名です。受講されるのは皆さん初めての方ばかり。認知症サポーターという言葉も聞いたことがない方がほとんどです。少し緊張しながら、認知症の種類やその症状、認知症の人が起こす行動やその原因、認知症の人への接し方、認知症サポーターの役割等、できるだけわかりやすく、日頃ケアマネとして動いているときの実体験も含めて話を進めました。皆さん、真剣なまなざしで聞いてくださり、私も話に熱が入りました。終了後のアンケートには、今日の話を活かして、認知症の方にやさしく接したり、サポートしたいという感想が多く、16名のサポーターが生まれたなと感じました。仕事をしながらキャラバンメイトの活動は、なかなか難しくもあるのですが、細々でもずっと継続していきたいと思っています。「にじカフェ」に行ってきました
ケアマネとして社会資源の一つを見学してみようと、本日訪問したのは、西海みずき信用組合運営のカフェで、第3火曜日の14時から16時まで開いています。行員さんがこの日はカフェのスタッフとして、コーヒーを入れたり、来所された映画音楽が大好きなSさんの話し相手となったりされています。もともと信用組合として、地域貢献のひとつとして何かしたいと思われたときに、コロナ禍で大学生がアルバイトができず、生活に困窮していたところを助けようと、食事提供を行ったというのがスタートで、今はこども食堂の場所提供もされています。今年2月6日から、「誰もが気軽に立ち寄ってお茶やコーヒーを飲んでゆっくりと過ごす場所」を作られました。佐世保市としても認知症カフェを増やしたい(現在7か所)という計画があるようで、この立ち上がったにじカフェに、認知症の方も気軽に来れるよう働きかけをされています。ここの行員さんは認知症サポーター養成講座を受講済とか。この日も包括職員や、佐世保市の長寿社会課からも来れられていました。にじカフェもこれからのようですが、ゆったりとした空気が流れ、いい雰囲気でした。安全なトイレの住環境を考える
福祉用具・機器展in佐世保実行委員会主催の第2回展示&勉強会に3人で参加しました。コロナ感染対策で少人数での研修でしたので、安心して受講することができました。今回テーマは「安全なトイレの住環境を考える」。実際に福祉用具と環境が準備され、車椅子×トイレ、歩行器×トイレ、手すり×トイレ、段差×トイレなど様々な事例を通して、対応策を考えることができました。体験型研修では、6輪や4輪の車いすに乗り、幅の違う通路を通り段差スロープを乗り越える体験をしました。実際に体験することで、車いすを使われるご利用者の不便さや大変さを感じ、その方の生活環境にあった車いすの提供や住宅改修が大切だと改めて感じました。ウインドブレーカーの私たち
ケアプランセンターさせぼの私たちは、今度ウィンドブレーカーを初めて作りました。重いコートを脱いで、春の街に身軽に出かけることができる、モニタリングアイテムです。何とかレンジャーのように色とりどりですが、それぞれに似合う色を選んでいると思いませんか?右腕には社会福祉法人グリーンコープのハートマーク、左胸には「社会福祉法人グリーンコープ」と緑色で書かれています。これを着てると、何度も「あらあ、グリーンコープさんなのね。」と声がかかります。これも動く宣伝隊ですね。ケアマネジャーが一人抜け、3名となりましたが、また新しい仲間も迎えるべく、日々を頑張っていきたいと思っています。そして2022年度はどんなご利用者との出会いがあるのか、楽しみです。デスカンファレンスに参加しました
「人生の最後は自宅で過ごしたい」という思いを支援し、関わっていたF様が逝去されました。その後、訪問看護が主催する「デスカンファレンス」に担当ケアマネジャーとして参加しました、デスカンファレンスとは、ご本人やご家族の気持ちについて振り返り、関わった人々の思いを共有し、今後のケア向上に活かすための会議です。自宅訪問を拒まれ、死への覚悟が伺えたご本人やご家族に、主治医や薬剤師、訪問看護師、福祉用具事業所、行政も関わりました。その中で訪問看護師は閉ざされた心の内を聞き取り寄り添うことができたのかとても難しかったと意見がありました。ケアマネジャーとしても、話をするのも辛そうなご本人との信頼関係を作るのが難しく、本音を聞き出すことができませんでした。その為にもご本人の代弁者であるご家族の精神的支援がとても重要だということを改めて学びました。楠本ケアマネージャー退職に寄せて
目が大きくて性格はチャーミング。職場でのムードメーカー。利用者もその家族も,彼女をすぐに好きになってしまうという魅力をもっています。笑いが絶えない職場にしてくれていたその楠本CMが1月末で退職となりました。初めは竹下と楠本CM2人で立ち上げたケアプランセンターさせぼ。ケアマネになったばかりのあなたと、資格はあったけど使ってない私で、恥をかきかき、いろいろな人に助けてもらいながらやってきたことを懐かしく思い出します。彼女は、ケアマネとして動くときにいろいろと助けてくれるチームを作りたいと各サービス事業所の方々とも親交を深めており、それは私たちにもよい影響を与えてくれました。残った3人でまた笑いの絶えない職場にしていきますよ。熊本に帰っても、嬉しいことに同じ社会福祉法人グリーンコープで働く彼女です。ズームで研修などあったらまた会えるかもしれませんね。6年間楠本さんありがとう!!