2022-05-12 08:43:05

認知症サポーター養成講座の講師を務めました

5月11日、去年に引き続き、佐世保中央高校の通信制が開催する認知症サポーター養成講座の講師を務めました。今年は17人も参加してくださり、キャラバンメイトとしては嬉しい限りでした。10代の生徒さん12名、20代2名、40代1名、そして先生2名です。受講されるのは皆さん初めての方ばかり。認知症サポーターという言葉も聞いたことがない方がほとんどです。少し緊張しながら、認知症の種類やその症状、認知症の人が起こす行動やその原因、認知症の人への接し方、認知症サポーターの役割等、できるだけわかりやすく、日頃ケアマネとして動いているときの実体験も含めて話を進めました。皆さん、真剣なまなざしで聞いてくださり、私も話に熱が入りました。終了後のアンケートには、今日の話を活かして、認知症の方にやさしく接したり、サポートしたいという感想が多く、16名のサポーターが生まれたなと感じました。仕事をしながらキャラバンメイトの活動は、なかなか難しくもあるのですが、細々でもずっと継続していきたいと思っています。
2022-04-20 13:04:51

「にじカフェ」に行ってきました

ケアマネとして社会資源の一つを見学してみようと、本日訪問したのは、西海みずき信用組合運営のカフェで、第3火曜日の14時から16時まで開いています。行員さんがこの日はカフェのスタッフとして、コーヒーを入れたり、来所された映画音楽が大好きなSさんの話し相手となったりされています。もともと信用組合として、地域貢献のひとつとして何かしたいと思われたときに、コロナ禍で大学生がアルバイトができず、生活に困窮していたところを助けようと、食事提供を行ったというのがスタートで、今はこども食堂の場所提供もされています。今年2月6日から、「誰もが気軽に立ち寄ってお茶やコーヒーを飲んでゆっくりと過ごす場所」を作られました。佐世保市としても認知症カフェを増やしたい(現在7か所)という計画があるようで、この立ち上がったにじカフェに、認知症の方も気軽に来れるよう働きかけをされています。ここの行員さんは認知症サポーター養成講座を受講済とか。この日も包括職員や、佐世保市の長寿社会課からも来れられていました。にじカフェもこれからのようですが、ゆったりとした空気が流れ、いい雰囲気でした。
2022-04-18 16:43:27

安全なトイレの住環境を考える

福祉用具・機器展in佐世保実行委員会主催の第2回展示&勉強会に3人で参加しました。コロナ感染対策で少人数での研修でしたので、安心して受講することができました。今回テーマは「安全なトイレの住環境を考える」。実際に福祉用具と環境が準備され、車椅子×トイレ、歩行器×トイレ、手すり×トイレ、段差×トイレなど様々な事例を通して、対応策を考えることができました。体験型研修では、6輪や4輪の車いすに乗り、幅の違う通路を通り段差スロープを乗り越える体験をしました。実際に体験することで、車いすを使われるご利用者の不便さや大変さを感じ、その方の生活環境にあった車いすの提供や住宅改修が大切だと改めて感じました。
2022-03-11 10:35:57

ウインドブレーカーの私たち

ケアプランセンターさせぼの私たちは、今度ウィンドブレーカーを初めて作りました。重いコートを脱いで、春の街に身軽に出かけることができる、モニタリングアイテムです。何とかレンジャーのように色とりどりですが、それぞれに似合う色を選んでいると思いませんか?右腕には社会福祉法人グリーンコープのハートマーク、左胸には「社会福祉法人グリーンコープ」と緑色で書かれています。これを着てると、何度も「あらあ、グリーンコープさんなのね。」と声がかかります。これも動く宣伝隊ですね。ケアマネジャーが一人抜け、3名となりましたが、また新しい仲間も迎えるべく、日々を頑張っていきたいと思っています。そして2022年度はどんなご利用者との出会いがあるのか、楽しみです。
2022-03-07 16:33:32

デスカンファレンスに参加しました

「人生の最後は自宅で過ごしたい」という思いを支援し、関わっていたF様が逝去されました。その後、訪問看護が主催する「デスカンファレンス」に担当ケアマネジャーとして参加しました、デスカンファレンスとは、ご本人やご家族の気持ちについて振り返り、関わった人々の思いを共有し、今後のケア向上に活かすための会議です。自宅訪問を拒まれ、死への覚悟が伺えたご本人やご家族に、主治医や薬剤師、訪問看護師、福祉用具事業所、行政も関わりました。その中で訪問看護師は閉ざされた心の内を聞き取り寄り添うことができたのかとても難しかったと意見がありました。ケアマネジャーとしても、話をするのも辛そうなご本人との信頼関係を作るのが難しく、本音を聞き出すことができませんでした。その為にもご本人の代弁者であるご家族の精神的支援がとても重要だということを改めて学びました。
2022-01-31 16:17:20

楠本ケアマネージャー退職に寄せて

目が大きくて性格はチャーミング。職場でのムードメーカー。利用者もその家族も,彼女をすぐに好きになってしまうという魅力をもっています。笑いが絶えない職場にしてくれていたその楠本CMが1月末で退職となりました。初めは竹下と楠本CM2人で立ち上げたケアプランセンターさせぼ。ケアマネになったばかりのあなたと、資格はあったけど使ってない私で、恥をかきかき、いろいろな人に助けてもらいながらやってきたことを懐かしく思い出します。彼女は、ケアマネとして動くときにいろいろと助けてくれるチームを作りたいと各サービス事業所の方々とも親交を深めており、それは私たちにもよい影響を与えてくれました。残った3人でまた笑いの絶えない職場にしていきますよ。熊本に帰っても、嬉しいことに同じ社会福祉法人グリーンコープで働く彼女です。ズームで研修などあったらまた会えるかもしれませんね。6年間楠本さんありがとう!!
2021-12-03 13:30:39

成年後見人制度について

12月2日(火)10時から佐世保市労働安定センターにて「キャラバンメイト現任研修」がありました。キャラバンメイトに登録している当事業所ケアマネ3名が参加しました。「キャラバンメイト」とは認知症サポーター養成講座を開催することのできる登録制の資格です。今回のテーマは「成年後見人制度について」。一般社団法人コスモス成年後見人サポートセンター長崎県支部行政書士の先生を講師にいろいろ為になるお話を聞けました。今回特に興味を持ったのは、判断能力があるうちに自分で後見人を決める任意後見についてでした。公証人役場で公証人の面前で本人の意思の確認が行われ、契約締結後は①今後の本人の希望の把握、②財産の把握と重要書類の預かり、③収支の把握、④医療・福祉関係との連携、⑤菩提寺の確認などの実務が行われ、内容については本人の意思に基づいて書類が作成されるので本人の望む暮らしが迎えられるようです。後見人は本人の代理人であり、時に本人自身であるとの講師の先生の言葉が印象に残りました。私も将来任意後見を利用できるよう頑張って働きお金を貯めよう(笑)
2021-11-17 15:21:17

自立を助ける住環境づくり

11月11日・12日の両日、ある福祉用具事業所が開催する体験型勉強会に参加しました。住宅改修と福祉用具をセットで提案というスタンスで、大きな会場に6か所のブースを設け、トイレ×車いす、お風呂×車いす、玄関×車いす、トイレ×歩行器、お風呂×歩行器、玄関×4点杖等、実際の部屋やトイレやふろ場をしつらえてあります。ご利用者の「できる」と「したい」が福祉住環境整備の目的です。コロナ禍で対面での研修をやる中で一番適した方法で進められ、6人の小人数グループで各ブースを説明を受けながら回りました。その後各グループワークで、事例検討を行い意見交換をしました。私たちケアマネが、もっと福祉用具の種類や特徴を知って提案力をもつことは当然ですが、福祉用具の事業所からのしっかりした提案がともになされれば、利用者の暮らしがより変わっていくのだなと感じました。
2021-11-08 14:15:50

1日塩分8g⁈ 大丈夫ですか高血圧 

11月6日(土)に、清水地域包括支援センターの山口保健師さんを招いて、高血圧についてのお話をしていただきました。サロンに来られる皆さんは、揃って高血圧について興味津々。その皆さんのために山口さんは、一目瞭然の資料を作ってくださいました。「ひやあ、どん兵衛には5.6gも塩の入っとるとよ、びっくり!」とか「だしの素にも塩ははいっとるとねえ」とか、大賑わい。実際に一日に摂る塩分量8gに対して、比較することができて皆さん面白がっていました。山口さんは、食は楽しみでもあるので、工夫をしながら摂っていってほしいと結ばれました。
2021-10-08 09:50:21

「待っとったよ~」

10月2日(土)から、えくぼサロンが再開しました。「待っとったよ~」と皆さんニコニコ元気に来所されました。自粛中に自分の家の廊下にテープを貼り、ふまねっとの練習を続けた91才のFさんは、快調にネットを踏まずに歩かれます。 今日は、新人のMさんも参加され、ふまねっとの面白さにはまった様子です。こんな場を探してたと、住所と名前の横に感想まで書き添えられました。「なんもする気にならんやった」とYさん、杖をつき不自由な左足を久しぶりに動かして楽しそう、Yさんの奥様も嬉しそうです。「ステップの紙を何度も送ってもらったけど、どがん歩くとかわからんやった」とOさん。「やっぱりサロンで一緒にせんばね」とHさん。今日は赤とんぼの曲に合わせて、歌いながら、右に左にとみんなで大いに動きました。認知症の方も、マヒして不自由な歩き方をされる方も、インストラクターやサポーターが少し介助し、楽しんでもらっています。えくぼサロンは、1名のインストラクターと8名のサポーターそのほか10名のスタッフが、日々ヘルパーやケアマネの仕事をしながらサロンを運営しています。 私たちの願いは、もっともっとふまねっとの面白さを伝えていくこと、そして利用者のなかから、サポーター を生み出し、受け手から担い手へと変わって行かれること。できるといいなあ。

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