2023-04-11 08:36:56

タクティールケアをご存じですか?

タクティールケアとは、手で相手の背中や手足をやさしく触れることで、痛みや不安を和らげるスウェーデン発祥のタッチケアのことです。4月の私たちの「えくぼほっと倶楽部」で、ぜひこれをやってみたいと希望があり、にわか仕立ての担当者4名が、ユーチューブを見ながら学び、練習を重ね、私たちの背中をやさしく触れる方法を教ええてくれました。 人はやさしく触れられると、幸せのホルモン(オキシトシン)が出るのだそうです。触れられながら、手のひら全体の感触、ぬくもり、強弱等感じながらお互いにタクティールケアをし合って「ああ!気持ちいい」「すっきりするね」等言う言葉がどの人からも出たのにはびっくり。みんな、幸せな気持ちになったひとときでした。私たち介護の現場でも何か効果がありそうな気がします。
2023-04-04 11:45:47

新しいケアマネジャーさんが入職しました!

ヤッホー!です。2年ぶりに新しいケアマネジャーさんが入職です。平均年齢がぐっと下がりました。古参のケアマネたちは、彼女をしっかりと、でも優しく育てていこうと張り切っています。では、溝上さんから一言どうぞ!! 「4月から新しくグリーンコープケアプランセンターさせぼに仲間入りしました溝上です。これまでずっと介護の現場で働いてきました。ケアマネジャーとしては新人なので、不安いっぱいですが、ワーカーの皆さんの『一緒に頑張って行こう』という言葉がとても嬉しく、グリーンコープの理念である『共に生きる』という言葉が根付いていると感じました。これからは人としてもケアマネジャ―としても成長し、皆さんの地域での暮らしを手助けできるよう頑張っていきたいです。これから、どうぞよろしくお願いします。」
2023-03-08 08:48:47

地域包括ケア会議

先日、地域包括支援センター主催の地域包括ケア会議に3人で参加してきました。今回の参加者は、地区の生活支援コーディネーター、介護支援専門員、小規模多機能ホーム職員、市役所の保健師などでした。各地区の生活支援コーディネーターの活動状況の報告の中で新しい「ちょこっと駐車場」の話がありました。佐世保市は、階段や坂道が多く車の入らないお宅も多々あります。「ヘルパーさんに来てほしいけど、駐車場がないから断られた」「本当は少し手伝いたいけど、駐車場がないから買い物を置いていくだけになっている」など自宅での支援を希望しているのに、支援が受けられない人に空いた駐車場のマッチングをしてくれるサービスの提案でした。空いている自宅駐車場をお持ちの方も、駐車場がなく訪問に困っていた私たちにも“WiNWiN”で嬉しい社会資源を考えていただきました。 今回のケア会議は、フェイスシールドを付けて、久しぶりに熱気を感じられた会議で楽しかったです。
2023-02-14 08:50:40

2月に初釜を行いました(えくぼほっと倶楽部第2回目)

2月12日(日)にえくぼほっと倶楽部第2回目を開催しました。前回のようにグリーンコープの商品をみんなで試食する試食会と合わせて行いました。グリーンコープの有機抹茶と、宇治の生八つ橋とゆずピールを味わいました。えくぼには、茶道を長年やっているワーカーさんがいますので、2人に登場してもらい初釜をおこないました。このお二人には着物を着ていただき、実際の初釜のしつらえに協力してもらいました。写真をご覧ください。雰囲気あるでしょう!流派は違うお二人ですが、抹茶をいただく私たちは自由に。もうみんな、非日常の雰囲気にまったり。お茶を点てたい人は、茶筅でカシャカシャを習い、グリーンコープの抹茶の味を堪能しました。先生お二人が言われるには、お茶をやってよかったことは、日常の所作が美しくなることだそうです。今日は私たちワーカーたち茶道と着物にぞっこんとなりました。
2023-02-03 17:10:09

高齢者虐待防止についての研修会に参加

2月2日、佐世保市長寿社会課主催の「高齢者虐待防止ネットワーク検討会」の研修にリモートで参加しました。 法律事務所の弁護士さんから第1部 「高齢者虐待の現状と経済的虐待の意義」「滞納問題と経済的虐待」について、第2部「滞納と経済的虐待」についてお話がありました。経済的虐待とは、「本人の合意なしに財産や金銭を使用し、本人の希望する金銭の使用を理由なく制限すること」。具体的には、介護者や親族などが、日常的に使用するお金を不当に制限する、生活に必要なお金を渡さないなどです。関わるご利用者の中で該当しないか思い浮かべながら聞きました。虐待と思われる場面に遭遇した場合は、事実を具体的に記録に残し、行政や地域包括支援センターに迅速に相談することが重要と学びました。滞納に関しては、ケアマネージャーは直接関わることはありませんが、滞納問題の背景には経済的虐待が潜んでいることを理解し、発生した場合は滞納原因をなるべく早く突き止め、関係事業所と連携して対応していく事、また契約書の点検や分割払いの書式の準備なども必要であることを学びました。
2023-01-06 12:39:19

地域に支えられて

若年性認知症でも一人暮らしを頑張られていたAさん。ゴミ出し日を間違えたり、家の入口がわからなくなったり。でも炊飯器ではなくケトルでご飯を炊いたのにはさすがに驚きました。とても上手に炊けてましたが、大好きなラーメンが食べたくても今度はお湯が沸かせなくて等々・・・。 介護保険のサービスやご家族の力だけでは足りない部分が少しずつ増えてきて、地域の生活支援コーディネーター(SC)を介して見守り支援を相談しました。すると地域サロンに参加している方が中心となり、サロン参加の誘いやわからない時の声かけ等支援してくださいました。2ヶ月程経過してグループホーム入所が決まり報告をしたところ、SCさんより、“実は、自分達より若い認知症の方にどのように接して支援すればいいのかわからないと相談があっていました。そして、認知症サポーター養成講座開催のきっかけ作りに繋がりました。短い期間でしたが、Aさんとの関わりで地域の方は認知症への関心が芽生え、認知症を学んで役立てたいという気持ちになられたようです。”と感謝の言葉がありました。デイサービスでも癒し的な存在で、Aさんの利用日は穏やかな時間が流れていたとのこと。 私も担当ケアマネとしてAさんに関われたことに感謝です。穏やかでいつも明るく笑顔のAさん。これからは誰かが側にいて不安が少なくなると思います。そしてまた、周りの方を笑顔にしてくれることでしょう。
2022-12-02 17:32:56

オーラルフレイルの学習会をしました

11月26日の土曜日、えくぼサロンのご利用者を対象に、オーラルフレイルの学習会をしました。講師は、圏域の清水包括の宮野保健師です。 「オーラル」とはお口の中のこと、「フレイル」とは虚弱という意味だそうです。年を取ってくると口の周りのささいな衰え感じませんか?むせる、こぼす、柔らかいものばかり食べる、口が乾く、においが気になる、歯が少ないなど、いろいろと思いあたることがありますよね。年だからと放っていませんか?このささいな衰えを感じた時に、歯科受診を定期的に受けて予防、改善していきましょうというお話でした。奥歯が1本ないだけで、噛む力が半分になり、転倒しやすくなるとのこと。ドミノ倒しのように身体の全体がフレイルになって要介護の状態にならないように予防していきたいと強く感じました。「たかが口の中のこと」ではないのですね。改善策として、唾液腺のマッサージ、虫歯予防、歯周病予防の方法も教えていただきました。いつもサロンの中で行っている口腔ケア体操の意味がよく分かったと、皆さん納得されていました。 宮野保健師さんが魚釣りのレクリエーションも用意して下り、みな魚釣りを楽しみました。その様子は日付をクリックしてみてくださいね。
2022-11-22 09:37:18

えくぼサロンで宮川氏作品展開催中

宮川晃さんという91才の方の折り紙作品展をえくぼサロンで開催しています。 サロンの近くにお住まいで、折り紙を指導するのが大好きな男性です。圏域の包括支援センターの職員さんからお話があり、作品展の場所にえくぼサロンを1か月お貸しすることになりました。5月には銀行の中のスペースで作品展を行ったそうです。 サロンの利用者さんたち、サロン横の銀行のATMに待つ人たち、小学生など見ていかれます。包装紙で作った見事な鍋敷き、提灯、手提げ、コマ、箸置き、クリスマス用の飾り、等々あって、どれもこれも素敵です。好きな作品はお持ち帰りもOKで、だんだん作品が減ってきています。91才の高齢でも、自分の好きなことができるって素晴らしいですね。ちなみにデイサービスなど行きたくないのだそうです。むしろ、介護施設で折り紙を教えているとか。いろいろなサービスをいれて、その方の生活を暮らしやすくしていくのがケアマネの仕事と思いがちですが、こんな応援の仕方もあるなあと思いました。11月いっぱいで終了です。皆さん、見に来てくださいね。  
2022-11-16 12:05:43

ワーカーズで試飲、試食会を行いました

ワーカー全員がグリーンコープには加入しているものの、グリーンコープの商品の良さを知っているかなというと、そうでもなかったりしている私たち。では、それぞれのお勧めの商品を紹介して、試食や試飲をしてみようと、県北地域で始めてみました。3ケ月に1回程度の頻度ですが、今回は「ノンホモ牛乳」と「卵」。担当は商品の準備やミニ学習会の準備等を行います。牛乳は市販の物との飲み比べを行いました。参加したワーカーほとんどがノンホモ牛乳を利用していましたが、伝える言葉として「おいしいよ」だけではないものを、学習しました。①まず殺菌温度が違う。72℃15秒殺菌は有用な菌を残す。②カルシウムもたっぷり③脂肪球を砕いて均質化していないので生乳に近い味⑤ビンでおいしさキープ そして体の組織を作る力が高くなっている運動の後の30分以内に飲むと、効率的に筋肉を増やすことができることも学びました。「卵」についてはゆで卵として試食。①飼料が違う。98%が国産。②通風の良い解放鶏舎でゆったり飼育③無洗卵で届けているので、菌の進入を防ぐクチクラ層が破壊されない。安心な卵であることを再確認しました。今日の試食会は、久々のワーカー同士の対面になり、みんなと楽しい時間を共有できたことが何よりでした。次回は2月です。何を食べてみようかな?
2022-11-03 11:10:36

嬉しいお手紙をいただきました

9月の末に急に担当することになったY様。老健入所中で、もう特養の申し込みもしているとか。このまま特養に入所させるのは早いような気がすると、老健のN生活相談員がY様の娘様に「1か月ほど、自宅でお母さんを見ませんか?」と提案されたことがきっかけとなり、娘様は1か月仕事を休んで、お母様の介護をしようと決心されました。福祉用具貸与、ショートステイ、訪問介護のチームで、Y様を支えました。介護が初めての娘様です。おむつの当て方は、どんなおむつがいい?移乗はどうすれば?もうどんどん電話が入ります。訪問介護のT管理者が指導にはいり、特に下剤の調整がうまくいかず、便失禁があったときなど、大活躍でした。朝から晩まで一日中お母様と向き合った娘様から1か月後嬉しいお手紙が届きました。ご本人の了解を得ましたので、ご紹介します。「母とは40年ぶりの同居で、介護に不慣れな私を気遣う優しさ、本来の母らしさ、忍耐強さにもたくさん触れることができました。昔話にも花を咲かせて泣いたり、笑ったり、歌をうたったりしたことも良き思い出となりました。おどけたり、笑顔もいっぱい見せてくれました。コロナ禍でなかなか面会ができないことを危惧しての在宅介護選択でしたが、母とのかけがえのない日々を過ごすことができ、本当に良かったと思っています。ひとえに私をサポートしてくださった方々のお陰だと思っています。ありがとうございました」桜の花が咲く季節に、もし、またお家に帰ってこられたら、サポートしたいねとチームで話しています。

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