2021-12-03 13:30:39

成年後見人制度について

12月2日(火)10時から佐世保市労働安定センターにて「キャラバンメイト現任研修」がありました。キャラバンメイトに登録している当事業所ケアマネ3名が参加しました。「キャラバンメイト」とは認知症サポーター養成講座を開催することのできる登録制の資格です。今回のテーマは「成年後見人制度について」。一般社団法人コスモス成年後見人サポートセンター長崎県支部行政書士の先生を講師にいろいろ為になるお話を聞けました。今回特に興味を持ったのは、判断能力があるうちに自分で後見人を決める任意後見についてでした。公証人役場で公証人の面前で本人の意思の確認が行われ、契約締結後は①今後の本人の希望の把握、②財産の把握と重要書類の預かり、③収支の把握、④医療・福祉関係との連携、⑤菩提寺の確認などの実務が行われ、内容については本人の意思に基づいて書類が作成されるので本人の望む暮らしが迎えられるようです。後見人は本人の代理人であり、時に本人自身であるとの講師の先生の言葉が印象に残りました。私も将来任意後見を利用できるよう頑張って働きお金を貯めよう(笑)
2021-11-17 15:21:17

自立を助ける住環境づくり

11月11日・12日の両日、ある福祉用具事業所が開催する体験型勉強会に参加しました。住宅改修と福祉用具をセットで提案というスタンスで、大きな会場に6か所のブースを設け、トイレ×車いす、お風呂×車いす、玄関×車いす、トイレ×歩行器、お風呂×歩行器、玄関×4点杖等、実際の部屋やトイレやふろ場をしつらえてあります。ご利用者の「できる」と「したい」が福祉住環境整備の目的です。コロナ禍で対面での研修をやる中で一番適した方法で進められ、6人の小人数グループで各ブースを説明を受けながら回りました。その後各グループワークで、事例検討を行い意見交換をしました。私たちケアマネが、もっと福祉用具の種類や特徴を知って提案力をもつことは当然ですが、福祉用具の事業所からのしっかりした提案がともになされれば、利用者の暮らしがより変わっていくのだなと感じました。
2021-11-08 14:15:50

1日塩分8g⁈ 大丈夫ですか高血圧 

11月6日(土)に、清水地域包括支援センターの山口保健師さんを招いて、高血圧についてのお話をしていただきました。サロンに来られる皆さんは、揃って高血圧について興味津々。その皆さんのために山口さんは、一目瞭然の資料を作ってくださいました。「ひやあ、どん兵衛には5.6gも塩の入っとるとよ、びっくり!」とか「だしの素にも塩ははいっとるとねえ」とか、大賑わい。実際に一日に摂る塩分量8gに対して、比較することができて皆さん面白がっていました。山口さんは、食は楽しみでもあるので、工夫をしながら摂っていってほしいと結ばれました。
2021-10-08 09:50:21

「待っとったよ~」

10月2日(土)から、えくぼサロンが再開しました。「待っとったよ~」と皆さんニコニコ元気に来所されました。自粛中に自分の家の廊下にテープを貼り、ふまねっとの練習を続けた91才のFさんは、快調にネットを踏まずに歩かれます。 今日は、新人のMさんも参加され、ふまねっとの面白さにはまった様子です。こんな場を探してたと、住所と名前の横に感想まで書き添えられました。「なんもする気にならんやった」とYさん、杖をつき不自由な左足を久しぶりに動かして楽しそう、Yさんの奥様も嬉しそうです。「ステップの紙を何度も送ってもらったけど、どがん歩くとかわからんやった」とOさん。「やっぱりサロンで一緒にせんばね」とHさん。今日は赤とんぼの曲に合わせて、歌いながら、右に左にとみんなで大いに動きました。認知症の方も、マヒして不自由な歩き方をされる方も、インストラクターやサポーターが少し介助し、楽しんでもらっています。えくぼサロンは、1名のインストラクターと8名のサポーターそのほか10名のスタッフが、日々ヘルパーやケアマネの仕事をしながらサロンを運営しています。 私たちの願いは、もっともっとふまねっとの面白さを伝えていくこと、そして利用者のなかから、サポーター を生み出し、受け手から担い手へと変わって行かれること。できるといいなあ。
2021-09-28 09:26:39

認知症予防は中高年期から!

9月24日(金)13時半より佐世保市主催の「認知症予防講演会~認知症になりにくい脳を作るための中高年期の過ごし方~」をテーマに鳥取大学医学部保健学科教授の浦上克哉先生の講演(Zoom)を聞く機会を得ました。 これまでの認知症についての学びとは違う切り口にひかれましたが、期待通りの講演でした。認知症を引き起こす危険因子のうち35%は修正可能だとのこと。その中で印象に残ったのが難聴、睡眠についてです。 高齢者が難聴になっていくことに補聴器のみしか対応できないと思っていましたが、年代で異なる危険因子というくくりでみると、難聴は45才から65才の中年期から危険因子としてあげられているので、この時期から啓発を始めていくべきだとのことでした。補聴器の扱い方がよく理解できるときから慣れておき早めに着用する、聴力訓練をする(これは研究中)といいそうです。 また認知症の原因となるアミロイドβたんぱくは昼間分泌され、睡眠中に除去されるとのことで7時間以上の質の良い睡眠を取ることが重要だとのことでした。先生は睡眠障害への対応として自らアロマオイルを開発しておられます。嗅覚神経にアミロイドβの蓄積が一番早いそうで、匂いが分からなくなると物忘れが出てくるとのことでした。 先生は鳥取式認知症予防プログラムを開発研究しておられ、それは全国に広がっています。ウィズコロナの新しい生活様式での予防対策として、オンラインの活用、手紙や活字の利用も話されました。コロナ禍で認知症の人々が家族にも会えず、心身の機能の低下を目にしている私たちですが、何ができるか考えていきたいと思いました。
2021-08-11 16:30:57

えくぼサロンのチラシができました

私たちケアプランセンターさせぼと同法人のふくしサービスセンターえくぼのワーカーたちで運営しているえくぼサロンのチラシを作りました。 毎週水曜日と土曜日、14時から15時半までふまねっと運動や、お茶会をして楽しんでいます。来られるのは、歩いてサロンに来れる範囲に住む人としていましたが、遠くからバスにのってやってくる方もいらっしゃいます。 コロナの感染が始まってから、2回ほど、サロンをお休みにしましたが、再開すると「やっぱりここが一番!家におるときのいっちょん面白うなかとよ」とニコニコしてやってこられました。人と人が集まるということが、精神生活を豊かにし、意欲をわかせるものだということを実感します。 佐世保市がフェーズ4となったので、また今月いっぱいお休みにしています。皆さん、頑張って自粛してくださいね。
2021-07-27 16:39:38

事業所としてのレベルアップに頑張っています

ケアマネージャー個人のスキルの向上に加えて、事業所としてのスキルアップを図るために、公正中立で質の高いケアマネジメントを実施している事業所を評価する特定事業所加算制度の適用事業所として認可を受けることができるよう主任ケアマネージャーを含む4名体制に拡充し事業所としてのレベルアップに取り組んでいます。
2021-07-19 08:58:13

生き方にも支援プランのヒントが

佐世保市社会福祉協議会の居宅介護支援事業所(ケアマネ事業所)との合同事例検討会を7月16日に開催しました。事例検討会を近隣の他法人と計画して取り組むのは初めての経験でした。事例検討会のテーマは「何度もサービス事業所を次々に変更されるご利用者への対応について」です。事例に対して質疑応答をした後、変更される理由やご利用者への支援内容の検証などを踏まえて、それぞれのケアマネからこれからこんなことをしたらよいのではないかという提案をしていきました。どこの居宅介護支援事業所でも経験する事象ですが、ひとりひとりご利用者は違っており、その方のこれまでの生き方にも、その方に寄り添った支援プランを作るヒントがあるような気がしました
2021-07-06 13:15:03

新管理者 ご挨拶

7月より、管理者となりました瀬上です。 私は、これまで施設や訪問介護・行政などで幼児から障がい者・高齢者に携わる仕事に就いていました。これまでの経験を活かし、地域の方に元気を分けて差し上げられるような、笑顔の絶えない明るい事業所を目指して、4人で力を合わせていきたいと思います。 どうぞよろしくお願い致します。
2021-06-03 09:12:01

認知症サポーター養成講座開催

6月1日(火)佐世保中央高校の家庭科の先生の依頼で、認知症サポーター養成講座を行いました。 通信制の生徒さんと先生の併せて5名のかたが熱心に聞いてくださいました。高校生の前で話をするという経験は初めてでしたが、後で送られてきた皆さんのアンケートを読ませていただくと、「認知症で困っている人がいたら、さりげなく援助できる「人間杖」になって助けたいと思いました。ものすごく勉強になりました。この経験を生かします。」とあり、こちらも嬉しくなりました。この方たちはオレンジリングをもらい、もうサポーターの仲間入りです。

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